覚悟あるコンテンツを 〜わざわざ雑感〜

経営のヒントになりそうな気がして、先週末からわざわざ平田氏の記事やらnoteやらを読んでいた。

昨年4月頃に「山の上のパン屋に人が集まるわけ」という記事を読んだのがきっかけで彼女のこともわざわざという店も知ったわけだが、その時のイメージとはだいぶ違ってきている。

「無理をしないことを突き詰めている人」、というイメージで、ライフスタイルがそのまま仕事になっているというか、ほぼ日的というか、そんな印象だった(雑ですみません)。

むしろ「無理をさせないために全てを投げ打っている」というような凄みを感じた。自らはかなり無理をされているようでもある。

自分で仕事を作っていくということを考えるときに、いつも感じるのは中心者の熱量こそが全て、ということだった。

わざわざはそういった熱さ、暑苦しさと無縁のような気がしていたが、それ以上にほとばしる「覚悟」があるのだろう。

熱量のような気分で計られるものよりもずっしりと重い。

覚悟が全てなのかもしれない。

わざわざの理念は「全ては誰かの幸せのために」である。これだけの言葉を掲げるのは、相当な覚悟がいることであろう。

わざわざをビジネスモデル的に雑に斜め読みしてみると、中心に「パン」があり、それをとりまく生活に欠かせないものとしての日用品があるということだと思う。

誰かの幸せのために欠かせないのは、「衣食住」だという反論の仕様のないステートメントが見て取れる。それを自分(たち)の価値観で秩序だてて固めていったのだ。

翻って私(たち)の中心におけるのはなんだろうか?

コンテンツだろうが、それでは弱い。

覚悟を持てるコンテンツを置いていきたい。




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