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愛すべき長老たち(笑)

『地域第一』は、川又代表の教え。この日は、近所のおばあちゃんにお米の精米を頼まれた。30kgもある米袋。お年寄りには大変な作業だ。

せっかくきたから、他に何か困っていることはないか確認した。

で、頼まれごとは以下の3つ。

①灯油の残量確認

②確認野帳の提出(農村アルアルである)

③回覧板を次の人へ回す(農村だから次の人の家遠い笑)

この③が問題だった。

回覧板を見ると、「あれ!?」

何もはさまっていないのだ。

おばあちゃん曰く、

きたときから何もはさまっていなかったのだそうだ。

「そこにかいてあるやろ。色々と細かいもんが・・・」

僕「いやいや、これ裏表紙の地元企業一覧!!」

なんも珍しくないわ!!

なんの報告でもないわ!!

ってことで、この回覧板を回した班長宅へ行く。

確認すると、

確かにチラシを1枚はさんだそうだ。

おばあちゃんの前の順番の家にいった。

こちらも愛すべきおじいちゃん。

(いつも柿をくれる。ただ渋柿も甘柿も同時だから食べるときは冷や冷やもんだ)

こんなこと聞くのも失礼かと思うが、聞いてみると、

「おお~」と言って、

しっかり書類をゲットしていた!!

きちんと保管されてた笑

事情を話し、おじいちゃんの過去の武勇伝を聞いて、

回覧板にその書類をはさみこみ、

おばあちゃんの下へ。

「お~ありがとう」と黒飴をくれた。

このザド定番の黒飴。

僕は甘すぎて、苦手だ。

舐めないといくら言っても、

「わしゃあ、3つもあるから1つやる」と豪快なおばあちゃん。

買い物だって、好きな時に行けるわけじゃないのに、

3つも買うほど好きなのに。

そんな気ごころに触れて、

やはり今日ももらってきてしまった。


ことの顛末を、班長に報告しに行くと、

「お~ありがとう」と

ふっとい大根をもらった。

万願寺の愛すべき長老たち。

僕は こんな感じで、ほのぼの生きてます。


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