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私たちの私の旅の私たち

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香咲弥須子+山本テオ、ふたりの旅文通。マンハッタンからそれぞれの地球へ。
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記事一覧

旅文通12 - ブダペストのクリスマス・マーケットは夜行列車のあとに -

そろそろニューヨークへお戻りですね、やすこさん。今回も空港を出てタクシーの窓の先に、近づ…

山本テオ
4か月前
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旅文通11ー(例えばレバノンの)森の記憶

 この一ヶ月で、世界がものすごいスピードで様変わりしていますね。  テオさん、ニューヨー…

香咲弥須子
6か月前
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旅文通10 – ニューヨークのピンク、ある?ない?アッパーイーストありません –

旅から戻ると。 余韻を楽しむ間もないまま日常へと、まるでマンハッタン上空から細切れの野菜…

山本テオ
8か月前
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旅文通9- 旅情続く・・・その秘密

   テオさん、お帰りなさい!  短期間にニューヨーク様変わりしていなかった?  みんな…

香咲弥須子
9か月前
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旅文通8 - 旅情はどこに、ヴェネツィアに? -

旅人よ、いずこへ。 ただいま! 北半球にはたいへんな夏が来ていますね。 異常な気温上昇の…

山本テオ
9か月前
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旅文通7- 旅情とか、トキメキとか。

(こちらは、山本テオさんとの旅文通マガジンの記事です。マガジンご覧くださいね)  6週間ぶ…

香咲弥須子
10か月前
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旅文通6 - 旅と旅を足すと、旅のネックレスになる

わかる、やすこさん。ここに帰ってくるために旅に出るというその感覚、それを感じる時間、わかりますとも。 長いフライトを終えて、イエローキャブの列に並ぶ。ジョン・F・ケネディ空港から、全ての日程を終えてくたびれた自分がくたびれた座席にもたれて半時間ほど経ったとき、フロントガラスの向こうにマンハッタンが見えてくる。まるで長さ違いの鉛筆を束ねたような高層ビルが並ぶ遠景に、目新しさはなくとも何故か、心が反応します。 よくも悪くも特別な場所。汚れてどうしようもなくダメな街ではあっても、雑

旅文通5 - 旅は何のためにするの?

 仕事の旅であっても、帰省の旅であっても、観たいものを目指す旅であっても(観たいものとは…

Yasuko Kasaki
1年前
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旅文通4 - リスボンの買い物はみっつ -

やすこさんのリスボン滞在は半日だったというのに、アルファマ地区の坂を登ったり降りたりには…

山本テオ
1年前
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旅文通3 - リスボンの夏

 欧米諸国が一斉にパンデミック収束を謳ったあの夏。  帰省、出張、バカンスの客が各空港に…

Yasuko Kasaki
1年前
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旅文通2 - リスボン

さて、私のリスボンに至るお話。 ある年、空腹というものを経験した。 ひと月ほど入院してい…

山本テオ
1年前
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旅文通1 - リスボンの前に

やすこさん、こんにちは。 旅文通をこうしてスタートできる日が来ました。この文通の行く道が…

山本テオ
1年前
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旅文通0 ーはじめにー

ニューヨークの友人、テオさんとは、たいていマンハッタンの美術館や公園で 会います。たいて…

Yasuko Kasaki
1年前
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