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2023年の振り返り
2023年はNineCraftを創業した年になりました。
簡単にではありますが、1年間をざっくり振り返りたいと思います。
創業前からCOOの相川と何度も会ってディスカッション
共同創業者の相川とは会社を立ち上げる前から、頻繁に会ってディスカッションをしていました。
お互いの自宅に行き来したり、大塚駅の近くの古いマンションの会議室を借りたりと、様々な場所で多くのことを話し合いました。
どのような会社をつくるか?どのようなサービスを提供するか?
1日中議論する日を何度も繰り返しました。
そのように会社を作るために必要なことを深める中で、二人が一番時間をかけたのが「目的」と「文化」でした。
自分たちはどのような目的のために事業をするのか?
目的を達成するためにはどんな文化を形成すべきなのか?
その点をしっかりを話し合い始めたからこそ、ブレずにここまで進めて来れたのだと思います。
二人で決めたパーパスについての詳しい解説はこちらの記事で行なっています。
ぜひ、ご覧ください。
会社を立ち上げる
NineCraftの創業は2023年2月8日。
相川は前職ではデジタルマーケティング会社のCEO、私はメディアのCMOとして勤めていました。
二人とも会社において立場のあるポジションだったため、新しく立ち上げる会社も、少しずつできる限りでやっていこうという話をしていました。
そんな中で、相川が「社長を辞めて、NineCraftにフルコミットする」と突然の宣言。
私自身、かなりびっくりしましたが、相川の想いに乗っかるかたちで、NineCraftを創業。
予定を早めてかなりバタバタのスタートではありましたが、結果として紹介のみで当初の予想を超える売上を達成。
多くの人の支えとご縁があったからこその結果でした。
本当に感謝してもしきれない創業1年目でした。
創業の想いとストーリーは、こちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです!
人生で初めての出版
実は前職からのご縁で、人生初の書籍を出版するという幸運にも恵まれました。
起業の準備とほぼ同時期での執筆だったので、かなり切羽詰まった状態での執筆でした。
それでも、自らの体験を元に生み出した「パーパス・ベースド・インスタグラム」は少なくない方に影響を与えたという自負があります。
本の原型になった記事もありますので、インスタグラム運用をしている方は、良かったら一度ご覧ください。
社員を迎え入れる
NineCraftの初の社員である矢野さんを2023年7月に採用しました。
コンテンツクリエイティブを私と一緒に2年間運用をした経験があり、非常に意志が強く、クライアントのために全力を尽くせるメンバーとして期待していました。
彼女が加入してくれたおかげで、NineCraftは事業の軸をブランドマーケティングへと本格的に移行でき、理想へと一歩近づくことができました。
また、2023年12月には私と10年の付き合いである伊藤さんもジョイン。
2度もスタートアップ事業を創業から立ち上げた経験がある頼り甲斐のある方で、素直さと真摯さが本当に素晴らしく、クライアント皆んながファンになってしまうような人です。
このようなメンバーが社員として仲間になってくれたことは、今後長く続くNineCraftの歴史にとって、非常に大きなことでした。
半分以下の家賃の家に引っ越す
個人的な出来事として、起業をしてから家賃を半分以下のところに引っ越しました。
築40年の物件で、入居すぐに水道が止まる、お風呂の水が漏れる、扉が外れる、電気のスイッチが入らない、エアコンが付かない。
そんなハプニングが続出でした。
この話をすると、「会社が上手くなっていないのですか?」と心配そうに顔を覗き込まれます。
実はそのようなことではなく(強がりでもなくて本当に)、自らに良い意味での「制度」を設けたいという意志があって引っ越しを行いました。
私は何もタワマンに住んだり、高級車を買うために起業したのではありません。
相川と二人で決めた「クラフトする喜びを生み出し続ける」というパーパスを達成するために、NineCraftを創りました。
しかしながら、人間はとても弱いです。
時間が経ったり、悪魔の囁きのようなものを聞いて、人はすぐに初心を忘れてしまいます。(私も何度忘れてきたことか)
だからこそ、会社を創業したこのタイミングで強く自分を律する「何か」が欲しかったんです。
でも、自分を追い込んだつもりだった「足りない生活」が、内側に眠る様々なクリエイティブを引き出してくれることで(本当に色々修理しました)、今までよりもかえって「満ち足りた生活」へと変化していったことは、個人的にとても意味のある体験でした。
今では、すっかり「足りない生活の満ち足りた日々」を気に入っています。
これはおすすめです。
予想以上にお仕事をいただく
創業した時、私はまだ前職のCMOも続けていました。
そのため、営業活動も行えず、かなり不安状態でのスタートでした。
しかし、相川の繋がりで私たちのことを知ってくれた方を中心に、お客様を紹介いただける機会を多くありました。
そのようなご縁があって、やらなきゃやらなきゃと思っていた営業活動をする間もなく、予想以上の売り上げをつくることができました。
これは本当に良い意味で、想定外のことでした。
糸島で全社員初めて顔を合わせる
2023年12月26日に初めてメンバー全員が顔を合わせる福岡県の糸島で合宿をやりました。
NineCraftは12月が期末であり、ちょうど良い機会だったので全員で振り返り会を行いました。
NineCraftとしてどんな価値観を大切にしていくのか?NineCraftが掲げているパーパスを皆んながどう感じているのか?
そんなことを熱く1日中ディスカッションしました。
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みんな集まったこともあって、すごく良い写真も撮れましたし、1年の最後をこのような形で締めくくることができて、本当に幸せでした。
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ブランドアクティビティとして「NightCraft」を開催
NineCraftは、2023年11月から月1回完全招待制のオフラインイベント「NightCraft」をブランドアクティビティとして実施することに決めました。
「クラフトをする喜びを生み出し続ける」というパーパスを達成するため、NineCraftはビジネスで行うこととアクティビティで行うことを分けています。
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大企業や中小企業向けに行う活動を「ビジネス」、個人や零細企業向けに行うことを「アクティビティ」としています。
(大企業や中小企業などは一般的な意味合いよりも、感覚的なニュアンスで使っています。)
NightCraftはアクティビティであり、個人や零細企業向けに行っている活動です。
意志から生まれた表現を伝えようと活動をする方々と一緒に、クラフトする喜びをシェアし合う夜会として、NineCraftが培ったノウハウを提供することが目的です。
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1回目に参加してくれた方が、ご厚意でカフェスペースを提供してくれるなど、その輪は少しずつ大きくなってきています。
多くの人に支えられた2023年でした。
来年も頑張ります。
サポートいただけましたら、活動費として使わせていただきます。