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表情に魂をこめて・・・(1)無意識のまま歩いていた頃

御縁に感謝です。


幼い頃から“ことば”を追いかけていた僕が、活字やワープロの文字に憧れていたというお話をしました。


パソコンのキーを打ちながら“ことば”を編んでいた僕ですが、調った文字とは違う世界にも、意識を働かせていたのです。




未来に向けた“轍”

今から20数年前。

その頃は、すでに栃木に移住してましたが、インターネットで素敵なポストカードを見つけました。

九州在住の筆文字作家さん。

漢字一文字を描いて、用紙全体に和やかな世界を演出していました。


その作家さんが、宇都宮の画材屋さんに来られるという情報を得ました。

ポストカードを購入すると、手描きの作品を描いてくださるというではないですか!


僕は、胸を高鳴らせて、画材屋さんに行きました。

そして、ポストカード数枚を購入し、好きな漢字を描いていただきました。


当時は、まさか、自分が、その作家さんのようなことをするとは思いもしませんでした。

ただ、「素敵だなぁ」と思うだけでした。


ブログでつながった縁

その後、僕は、ブログに自分のエッセイやオリジナルの詩を綴って、投稿を重ねていました。

いろいろな方と出逢い、御縁をいただいてきました。

その中で、あるブロガーさんとの出逢いが、僕の道に大きな感化を与えたのでした。

そのブロガーさんは、筆で“ことば”を描いて、投稿していました。

僕は、いつも、「素敵な作品ですね」とコメントをしていて、交流していました。


ある日のこと。

僕のところに郵便物が届きました。

封を開けると、A4のフレームに入った、そのブロガーさんの手描きの詩が綴られていました。

僕をイメージして、描いてくださったのでした。


この作品が、僕にひらめきを与えたのでした。

「筆文字を描いてみたい!」



とりあえず、やってみる

僕は、筆と墨汁を買って、筆文字を練習することにしました。

書道は、小学生の頃に習っていたことがあったのですが、どうしても上手くなりませんでした。

“止め”とか“はらい”とか、上手く書けずに、何度も書き直しをさせられていたのです。

学校の書道も、僕には入っていけない世界でした。

そんな記憶が頭をよぎったこともあって、筆文字の練習も、なかなか進みませんでした。


なぜか東京

それから数年間は、筆文字にも入りづらかったのですが、今から8年前に、「筆文字体験会」があるという情報を得て、僕は参加することにしました。

会場は東京。

宇都宮からは少し遠かったですが、「筆文字」に希望を託していたのです。

受講料は・・・

僕が今、開催している料金の10倍でした。


今から思えば、大したビジョンもないのに、わざわざ東京まで足を運び、自分の楽しみの範囲しか希望を持っていなかった筆文字の体験をした自分は、大胆な行動に出たとしか思えません。


ただ、潜在的な部分では、確かな前進のための一歩だったように思います。


<(2)につづく>
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今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

皆さまの心に、キラッとしたものをお届けできれば幸いです。


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