【せたがや図鑑】世田谷233ギャラリー
せたがや図鑑でギャラリーについて調べているあさみです!
今回は世田谷区若林にある世田谷233の中根さんにお話を伺いました。
1.世田谷233とは
世田谷233はギャラリー&カフェです。
ギャラリーでは、30センチ四方と35センチ四方のボックスで、自分の好きなものを見せたり売ることのできるレンタルスペースを提供しています。
審査はないので、誰でも好きなように自分を表現することができる場所です。
2.なぜ三軒茶屋で?
三軒茶屋に住んでいた時に、レンタルスペースをやりたいと思っていたことがきっかけです。やるなら自分の好きな街でやりたいと思い、自分の好きな街である三軒茶屋で探していました。
--名前の由来は?
場所を探している時、世田谷区野沢2‐33という住所で、マンション名が野沢233という場所を発見しました。そこは1階が貸しスペースになっていました。233という数字が気に入ったこともあり、その貸しスペースを借りて、野沢233という名前でギャラリーを始めようと思っていました。
でも、家賃の関係でそこは諦めることになり、そのあとに見つけた場所が今の場所になります。
住所の番地を名前にしたいとは思っていたのですが、若林1-11-10から若林111という名前にすると少しわかりづらいと思ったのと、233という並びがかっこよくて印象に残っていたので、世田谷233と名付けました。
3.ギャラリーを開いたきっかけ
はじめは、サラリーマンを10年くらいやっていました。その途中でインターネットが普及し始め、個人の発信力が広がったり、世界とも繋がれることに面白さを感じました。そこで、サラリーマンを辞めてライターとウェブ制作をフリーランスで2年ほどやっていました。
その後、大阪にいた大学時代の友達が、阪神・淡路大震災後に神戸の元町という駅の高架下でボックスを使ったビジネスが始まったのを見て、それがとても賑わっていたので、これを一緒にやろうと持ち掛けられたのがきっかけです。箱を借りて個人で好きに展示したり販売したりしてもらうことに面白さを感じ、やるならフリーで動けるのと、東京の方が面白いと思ったのでギャラリーを開きました。
4.ギャラリーに出展しに来る方
色々な方が出展をされますが、割合で言うと多いのは会社員の方ですね。趣味として楽しんでいらっしゃる方の他にも、アーティスト、クリエイターを目指している方が出展されるケースももちろんあります。また、アルバイトをしながら出展されるケースもあります。自分のやりたいことを表現したり発信、ものづくりに興味のある方々が出展していると思います。世田谷233では審査が一切ないので、アートやハンドメイド、自分で作ったものではなくても自分の好きなように自由に出展することができます。
5.やりがいや幸せ
私は割と好きなことを自由にやって生きてきた方だと思うのですが、世の中にはいろいろな状況や考え方に縛られて、なかなかそういう風にできない人も多いと思います。こういう場所を借りて本当にやりたいことをやってもらってることが嬉しいし、それをサポートできることが本当に楽しいです。
こういう場がずっとあるということが作家さんにとって重要なので、今後もできる限り続けていきたいです。
6.おわりに
今回はギャラリー世田谷233の中根さんに取材をさせていただきました。
お忙しい中、ご協力ありがとうございました!
普段、自分のやりたいことを表現できるリアルな場は少ないと思いますが、世田谷233では審査がなく好きなように自由に自分を表現、発信できる場所なので、とても素敵だなと思いました。
それぞれのボックスに個性が詰まっていたので見ているだけでも楽しかったです!
ものづくりが好きな方やアートなどに興味がある方はぜひ訪れてみてください!
◆ギャラリー情報◆
ギャラリー世田谷233
〒154-0023 東京都世田谷区若林1-11-10
TEL:03-5430-8539
現在の営業時間:12時~19時
定休日:火曜日、第1・3水曜日
若林駅から徒歩3分
三軒茶屋駅から徒歩約10分
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