つかの間の感動

それから1年半、それまでで最長の期間を同じ家で過ごせて感動しました。

そのころから夫は出張がかなり多く、全然家にいなかったので、私は実家によく行っていました。

両親も働いていたので育児を助けてもらうことはあまりなかったものの、赤ちゃんと2人の生活に疲れていたので、大人と会話するだけでも精神的に助けられました。

とはいえ子供は本当に可愛くて、1歳半にもなると少しずつおしゃべりするようになり、同じく子育てしている地元の友達に会ったりもしながら楽しく育児をしていたある日、またまた辞令が出たのでした。

つづく

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