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あえて言えば気づいた3つのこと

・一部分を批判されて全否定されたと解釈してしまう

 私の実行機能が弱いとしても、それは数ある属性の一部分である。
いくつかの部分が弱いとしても全否定しているわけではない。
素朴な気づきだけれど、重要だったと思う。

・行動の問題を人間性の問題にしてしまう

 粗行が悪かったときがある。根拠もなく感情的に他者への悪意を共有していた。通所先へは行きたくないけれど通わされているという被害的な態度を取っていた。プログラムの時間には眠っていたし、わりと横柄だったと思う。

 行動の問題であって、私の人間性どうこうという話でもなかったかと思う。けれど当時はその微妙な認識がよくわかっておらず、空間に馴染めていない感じもしてなんだかしんどかった。

 その後、心境の変化で長く伸ばしていた髪を切ったときになにか切り替わった感じがした。

・立場取りへの迎撃機能について

 意図せずに立場を取ってしまうことがある。その逆もある。立場を取られたと解釈するのは相手(自分)の問題であってとばっちりな気もするが、
我々は社会的な存在ゆえしようがないかと思う。

 雑談をしていて、正直なぜ相手の態度が変わることがあるのかよくわかっていなかった。よく考えると立場を取り返す迎撃反射をしているようだ。
自覚はなかったけれど、私自身にも同じような言動に思い当たるところがある。

 優位に立とうとしているという誤解を避ける配慮をしないと相手もこちらも無駄なストレスがかかるのだろう。また本能的な範囲にかかってもくるかと思うので、とても意識しないと人類の轍(てつ)を踏み続けると思う。

利用者S・K

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