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やっぱりうちが1番

「やっぱり、うちが1番ねえ」
と、いぬうた市の、きゅん君と、ぐーちゃん、
何ですかね?
先日、いぬうた市をちょいと離れ、
初めての1泊旅行から帰って来ては、そのフレーズを、
ふたり事あるごとに連発してますね。
よく、巷のお父さん、お母さんが、
初の海外旅行から帰って来ては、
よく言ってるのは聞きますが、
たかが1泊旅行で、そんなに言うことでは、
ないと思うのですが。
「別にいいじゃないか。僕らにとってはたかが1泊が、もの凄く長旅に感じたんだから」
そうなんですね。きゅん君。
「そうよ。ぐー、旅行さんは今回でとてもお気に入りの、ぐーランキングに入ったけど、
やっぱり日常さんはもっとお気に入りで、ぐーランキングのダントツトップを実感した訳よね。だから、いろいろの日常さんに会うたびに、懐かしさと、ありがたさで、つい、そう言ってしまう、ぐーなのでありました」
ぐーちゃんの今の説明でよく分かりました。
日常を愛おしく思えることは、とても良いですね。
あら、でもこれで褒めたのに気を良くしたからって、
おふたり、そこまで言いまくらなくても、
いいと思うんですけどね。
ちょっとその、おふたりの、
「やっぱり、うちが1番ねえ」
の安売り状況を見てみましょうか。
例えば、寝室に置いてある水飲み皿から水を飲んでは、
「やっぱり、うちの水は美味しくて1番ねえ。この軟水具合というか、カルキ具合も、ぐーの好みで、いぬうた市の水道水、最高ー!」
と、ぐーちゃんがよく分からない褒め言葉を言えば、
きゅん君に至っては、
「やっぱり、何てったって、空気だよ。究極は、いぬうた市の空気が僕の肌に合うというか、まずあるだけでありがたいのにも関わらず、こんなに僕の好みにマッチしてるなんて、何とも感謝の言いようがないよ。このちょっと汚れている感じが最高なんだよ。キレイ過ぎないところがね」
なんて、その褒め言葉は全然嬉しくないと思うのですが、
そんな、相変わらずの日常に戻った、
きゅん君と、ぐーちゃん、
やっぱり、いぬうた市にいるのが1番ね。
と、ここはこのフレーズをもって、
今日はお別れしたいと思います。

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