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運用型広告豆知識:YouTube広告の「動的ラインナップ」とは。

こんにちは。てんてんです。
今日は、YouTube広告の、ターゲティング方法の一つである、「動的ラインナップ」について解説していこうと思います。

ローンチは2020年9月16日

公式ヘルプにてローンチの案内がされているのを解説します。

YouTube のダイナミック ラインナップを活用してコンテンツ ターゲット広告をより効果的に展開する

このヘルプの解説によると、動的ラインナップ=拡張コンテンツターゲティングという位置づけになるようで、

拡張コンテンツ ターゲティングは、YouTube で使用できる次世代のコンテンツ ターゲットで、Google の機械学習を使用しています。動画の画像や音声、テキストなどを機械学習で分析することで、YouTube の各チャンネルについてさらに詳しく把握できます。
これにより、特定のトピック、文化行事、人気度に基づいて、コンテンツ全体で拡張性のあるラインナップ 1 を作成できるようになりました。たとえば、ほとんどの市場では、たとえば「美容」などの広範囲なラインナップに加え、「フェイス、ヘア、ネイル」や「高級美容」のように細密化した選択肢が考えられます。

つまり、動画広告のターゲティングにおいては、コンテンツを軸に考えたときに、従来のターゲティングよりより一歩細分化したターゲティングが可能ということになりそうです。

実際のターゲティングは?

記事執筆は2021年11月17日ですが、その際の実際にターゲティング可能な項目を管理画面より引っ張って来ました。

スクリーンショット 2021-11-17 001359

動的ラインナップの設定は、プレースメントを狙うような流れで行います。

まず目につくのは892というターゲティングの種類の多さですが、これは利用可能な各国のリストの合計なため、全てが日本向けというわけでは有りませんのでご注意を。

抜き出してきた一覧が以下のとおりです。62種類有りました(執筆時)。

名称未設定のデザイン (1)

見てもらうとわかるように、従来のターゲティングよりより細かいように感じました。

子供がいる家庭の細かい年齢別になっているのが優れているかなと感じるのと、ゲームやエンタメ系の配信先も細かく分類されてますね。

これからが楽しみ?米国向けはより充実

この配信先の粒度は、なかなか腕がなるというか、是非試したくなる配信方法だとは思います。

しかし、筆者が管理画面を見ていると、米国向けの動的ラインナップのターゲティングはもっと多く、バリエーションに富んだ配信先がありました。

そのため、上記のリストにとどまらず、今後拡張していくことに期待が持てそうというのも好感触でした。

まとめ

YouTube広告は、多くのユーザーに触れることができる配信方法として優秀ですが、配信手法も日々進化しているので、実際に使ってみることをおすすめします。

まだまだこの先も動画広告は伸びる余地があるように感じるので、運用者は必勝パターンを磨き上げたいところですね。

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