161_すかいらーくの売上を「2%改善」させるインパクトがあり得る看板広告戦略の面白さを考えてみる
・すかいらーくホールディングスは、アフターコロナに備えて新しい「看板戦略」を採用している。
・この戦略には、約500店舗に「リードサイン」を設置し、約1000店舗で「IN看板」のデザインを変更する計画が含まれている。
・「リードサイン」は、店舗から2キロメートル以内にあるロードサイド沿いの誘導看板や、駅前の看板で、店舗の存在や情報をドライバーに知らせる役割を果たす。
・実験的な導入結果から、この施策により売り上げが2％増加することが期待されている。
・「IN看板」は、駐車場の入り口を示すもので、デザインの変更によって店舗の存在をアピールする。
・実験店舗で売り上げが平均2％増加したことから、約1000店舗での変更が予定されている。
・店舗の立地や周囲の道路状況に応じて、看板の設置位置やデザインを調整して視認性を向上させる工夫がされている。
・街路樹や新しい構造物が視認性を低下させる場合にも対策が講じられ、店舗ごとに個別施策が実施されている。
【記事の内容】
・すかいらーくは、店舗から2kmの距離におく看板と、店に隣接する駐車場や入り口を示す看板を使い分けている
・それの効果をみるところ、売上に＋2%ぐらいのインパクトが有ることがわかった
・その看板戦略を、すかいらーく全体の国内2900店舗のうち1500ほどにはまず導入するようだ
リードサインは、AIDMAのフレームワークで言うAIDMまでを一気に意識させるものだと感じるし、IN看板というクローザーは、最後のActionのためのワンプッシュをさせているのではないかと感じる。
むしろ、ウェブより少し前のフレームワークの、AIDAのほうがしっくり来るかもしれない。
ウェブの施策も、こういった看板を立てるような純広告戦略もあってもいいのかもしれない、と感じた。
すかいらーくのような巨大グループだと、売上が2%改善するような『かなり1度に近い固定費の投資』は重要だろうと感じる。
ウェブに置き換えるとどうだろうか。
そんなことも考え続けていきたい。
【記事からの気づき】
・看板戦略の具体的な数値感が参考になる
・小さくテストし、大きく展開の参考になる
・看板というオフライン施策をウェブに置き換えるとどうか
・看板の効果の効果計測や、看板のメンテナンスをする事業はこの先来るのでは？笑
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