このごろのおやつ【蒟蒻畑 アイスコーヒー味】
期間限定であることに納得のいかない商品というのが各々あると思う。
私にとってその一つがこれだ。
【蒟蒻畑 アイスコーヒー味】
蒟蒻畑でコーヒーが穫れたらしい。
コーヒー味自体は数年前から秋冬限定で発売しているよう。
しかし今年は「コーヒー味」ではなく「アイスコーヒー味」に、
そして秋冬ではなく春夏の期間限定となったようだ。
この2つ、味の違いはあるのだろうか、、、
同時に食べ比べてみたら何かあるかもしれない。
昨年同時期に「プリン味」というものを見かけたが、残念ながら今年はコーヒー味の隣に並ぶことはないようだ。
私は蒟蒻畑のファンだ。
しょっちゅうブドウ味をストックしている。
蒟蒻畑のどこが好きなのと聞かれたら、答えは一択。
【食感】に他ならない。
私は食べ物の好みを判断するのに【食感】をかなり重視するほうだと思う。
大好きなトマトでも果肉部分がツブツブのモサモサになっているものは苦手だし、ラーメンは具材<スープ<麺の順で重視する傾向にある。
そしてなにより、「モチモチ」という表現にものすごく弱い。
モチモチのうどん、白米、ピッツァ、パン、たい焼き、グミ、焼きそば、生パスタ、いももち、ナン、チヂミ、すあま、タピオカ、トッポギ、春雨、マロニーちゃん、わらび餅、ぬれせん、全部おいしそう。炭水化物ばっかり。
そう、「モチモチ」なものはたいてい糖質の塊で太りやすい。
一見ヘルシーな春雨だって結局は多糖類だ。
腹持ちはいいがカロリーはそれなりにある。
しかし、モチモチなのにヘルシーなものがある。
それが蒟蒻畑だ。
家でこの話をしたら「蒟蒻畑はモチモチとは違くない、、?」と言われたことがある。
確かに餅のそれとは違う類のものかもしれない。
だが逆に聞かせてほしい。
蒟蒻畑の食感に適切な表現はあるのか???
「ぷるぷる」ではない。プッチンプリンとは全く違う。
「ぐにぐに」でもない。そんないしつこいものではない。
「ぶにぶに」でもない。脂身のようなだらしない感じがする。
「ぷにょぷにょ」でもない。なんだか頼りない。
「むちむち」でもない。そんなに密度は感じない。
この議論に答えは出なかった。
そんなこともあって私の中では蒟蒻畑は「モチモチのゼリー」という分類になっている。
モチモチなのに太りにくい、ありがた~い食べ物。
それが蒟蒻畑だ。
ありがとう蒟蒻畑。
ありがとうグルコマンナン。
(こんにゃくの主成分でありあの食感の元となるグルコマンナンは水溶性食物繊維の一種らしい。食物繊維=ほぼカロリー0という認識は一般的だが、厳密にいえば「食物繊維を分解する酵素を持たない人間にとっては低カロリー」なだけで、食物繊維も実際は糖質である。)
それでこのアイスコーヒー味はどういう味なのかというと、
もうシンプルにコーヒーゼリー味の蒟蒻畑だ。
甘みはしっかりある。
これが私の中で蒟蒻畑好きな味ランキング1、2位を争う存在となっているため、ぜひとも人気を勝ち取ってレギュラー商品となってほしい。
日清カプヌのトムヤム味のように。
ただしコーヒーゼリーによく付属しているコーヒーフレッシュは入っていないため、フレッシュかけたい派の方には物足りないかもしれない。
私はフレッシュかけたくない派だ。
(あのミルクの顔した植物性油脂をミルクだと思って使用している人は果たしてどれくらいいるのだろうか。)
そんなわけで、蒟蒻畑アイスコーヒー味はシンプルにコーヒーゼリーの味が楽しめるのと、甘いもの食べたい欲が満たされてモチモチ触感なのに低カロリーということで非常にちょうどいい食べ物なのである。
魅力はそれだけじゃない気がするのだけど、うまく説明できなかった。
ぜひ見かけたら食べて応援してほしい。
そして蒟蒻畑の食感について、適切な表現を見つけた人がいたらぜひとも教えて頂きたい。
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