このごろのおやつ【殺意のエビ】
4kg増加したことをここで公開してから4日。
怠惰な食生活を脱却し、【ラ王 うにクリ】を食べるべく、
いくつか対抗策を試している。
そのうちの一つが、間食を工夫して選ぶということ。
間食をするな?
ちょっとお静かに願います。
今回こちらを購入。
エビだ。
日本酒オフのおつまみを買うために成城石井に行った際に購入。
このエビが間食にいいなと思った理由が3つ。
①栄養面
原材料が「甘エビ」のみと、たいへんいさぎよい。
このような素材系のおつまみ・お菓子は大好きだが、
先日紹介したれんこんチップしかり、油で揚げたものが多い。
しかしこのエビは乾燥のみで揚げておらず、余分な脂質を摂らずに済むのが嬉しい。
成分表示はないが、間違いなくカルシウムもたっぷりだ。
塩分はやや高めなのでむくみには注意。
カリウムを摂ろう。
②何個も食べられない
1つ1つの質量は軽いが、乾燥された分ギュ~~~っと味が濃縮されている。
噛めば噛むほどエビのエキスが湧いてくる。
というと美味しそうに聞こえるかもしれないが、
当然、エグみも濃縮されている。
正直に言えば、万人が美味しく食べれるものではない。
特に頭には旧臓器と思われるどす黒い塊が詰まっていて、
閉じ込められていた磯臭さ、エグみ、苦みが唾液によって口内でどんどん還元されていく。
もちろん旨味が主体なのだが、1匹の持つ磯パワー(しかしカロリーではない)がかなりヘビーなため、かっぱえびせんのようにパクパクとはいかない。
結果として総カロリーが抑えられて良い。
③殺意
これがこのエビの最も特徴的なところだ。
タイトルの通り、彼らは殺意に満ちたエビなのである。
なかよしクラブの対義語ではない。
口に入れた瞬間にその意味を理解するだろう。
寒風干しにかれた彼らは、尻尾から髭の先までとにかくカラカラ。
無造作に口に放り込もうものなら、その硬さと鋭さで即座に口内がズタズタになりかねない。
特に口?の構造が恐ろしく、よく見ると昆虫の脚のような細かいギザギザがたくさん。
エビというのは、この口で獲物を突き刺して狩りをする生き物なのではないか?と思えるほどの殺意を感じる。
トゲの向き、嚙み砕いた破片の行方、噛み損なった殻の復讐、歯の隙間から突如現れる伏兵、、
口内と喉を守りたければ、これらに配慮して慎重に慎重に少しずつよく噛んで食べ進めなければならないのだ。
結果としてよく噛み時間をかけて食べることができるため、満足感を得やすい。
価格は忘れてしまったがお安くはないため、たくさんストックしておくことは難しい。
他にも間食に良さそうな食べ物を探っていこう。
追記:
塩分がやや高いため、カリウム補給要因として家にストックしている無塩トマトジュースを一緒に飲んでみた。
磯臭さとトマトの青臭さが互いに増幅し合い、最悪の組み合わせだった。
初めてトマトジュースを不味いと感じた。
別々にいただきましょう。
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