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「キリエのうた」の心地よさ。アイナ・ジ・エンドの歌声と映像美。

2024年6月5日(水)

仙台を作品の舞台に取り上げる岩井監督のふるさとへの思い。難しい作品に取り組んでいるなと感じます。次は「零の晩夏」を映像化して欲しい。

心の声

朝からもりもり働いた。夕方はジムへ行って軽く汗を流す。夜はAmazonプライムでルヴァン杯のサッカー観戦。充実した一日だった。

岩井俊二監督「キリエのうた」

UNEXTで配信が開始された「キリエのうた」を見た。岩井俊二監督の最新作。映画館へ見に行くことが出来ず配信を楽しみにしていた。ようやく見れる喜びよ。UNEXTさんありがとう。

約3時間の大作。この長さ故に映画館で見れなかった作品。全体を通して「岩井俊二らしさ」がにじみ出た良作でした。映画というよりも、まるでキリエ(アイナ・ジ・エンド)のMVといった印象。ところどころ「何故この人が?」という出演者が登場し、クスッと笑えます。

震災のシーンは相当時間をかけて作り込んだんだろうけど、被災者への配慮とかもあって、ああいう表現になったのかな(揺れた瞬間を詳細に描写して、その後起きたことは控えめな感じ)。デリケートな部分もあって、やっぱり作り方が難しいよなと思いました。

Netflixで10話ドラマにしませんか?

今回は、映画という時間的な制約を受けて、編集でかなりのシーンを削ってしまったのではないかと推測。映画という形にこだわらず、1話を1曲のテーマとし、Netflixで全10話くらいで、ディレクターカットエディションを作って欲しい。そしたら作品がさらによくなる。


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