はじまりの美術館㊗️10周年

10年前、福島県猪苗代にある、現代アートや障がい者アートを展示するはじまりの美術館が出来たとき、私は精神病院の中でした。でも、あのとき、はじまりの美術館というところができるんだな。病院退院できたら何かできたら良いなって思ってたら、10年目の今年、会津型という伝統工芸を現代風にアレンジしてるワークショップを開催出来ることになりました。

今日ね、はじまりの美術館の10周年記念マルシェで、普段働いている喜多方バルというお店のバスク風アサリご飯で飲食の出店をしました。

オープン早い時間に、1人の女の子がキャンドルを買っていきました。もしかしたらあの子、なんかしら障害があるのか、反応がそんな感じだったんだけど、ちょい大きなキャンドルをこれがいいって買ってくれて。あの子の未来を照らしていけたら嬉しいな。って思って手渡しました。

そのほかにも、地球みたいな福島の空ということで本当の空キャンドル1個をメガネかけたお兄さんが買ってくれて、障害者施設の入り口に飾りたいとのことで施設の方が黄色のカラフルべこキャンドルをゲットしていきました。

なんか、施設のかたはワークショップを施設で考えているそうで、はじまりの美術館からはじまるてんあい堂ワークショップが、どんどん展開していきそうでワクワクしています。

このキャンドルが色んな人たちの未来を少しでもあかるく照らしてくれたら嬉しいな。って思いあります。

10年かけてゆっくりだけど実現しています。

一昨日は、喜多方市の市役所で福祉の会議で障がい者アートについて、市の文化課の方のお話を聞くお勉強会もしてきました。喜多方市は、福祉アートのエッセンスを取り入れていく流れが出来始めています。

また、ピアサポーターについても、市の福祉関係者と勉強をしていきどういう風にやって行ったらよいかをみんなで考えようという流れができています。

いまは、守るべき家族が特にない、私にとり、仕事も福祉のことも、アートすることも全部遊びにつながっていて、どれも楽しくとりくめているのです。

福祉のアート部門は、パリに支店を出すことなった話をきいたがベラルボニーが先走ってるから、その流れを眺めながら、こちらは、ゆっくりなんかローカルで楽しく出来ないかなって。

今日はアーティストさんも何人かきてて、挨拶できてよかったです。

私、服も好きなんだよな。そーいえば、友達のデザイナーが福祉とアパレルのアイディアだしてた。それ、やっちゃいましょう。ちょいとずつ進んでファッションショーまで持っていけたらいいよね。そんな話しをしながら会津型のワークショップやっていけたらなと思っています。

出来る出来る出来るよ。ゆっくり進めばやりたいことはなんでも出来る。大丈夫。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?