バイオグラファー

個人の半生を記録するアマチュア伝記作家(兼都内の会社員)。27歳男性。 つらいとき、…

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個人の半生を記録するアマチュア伝記作家(兼都内の会社員)。27歳男性。 つらいとき、どうしていいかわからないとき。 それまでの人生といまの自分を一度客体化してみませんか。 何日もかけてあなたを取材して、<あなたの伝記>を書きます。

最近の記事

精神的・経済的 「自己完結主義」のすすめ

こんにちは、アマチュア伝記作家のバイオグラファーです。 フランスが「やたらとデモをやっている国」と認識されて久しいですが、 どうやら日本も少しフランスに似たところが出てきたようで、 新型ウイルスに関する経済状況然り、SNSでの誹謗中傷から死者が出た(と思われる)件然り、 なんでも政府に「政府としてどう考えるか」「政府としてどうするのか」 と対応を求める声が投げかけられるようになってきています。 日本人はそれでも、仕事が忙しくいからなのか奥ゆかしいからなのか、それと

    • 『多少』の縁のすすめ:淡泊な人間関係と「粋」の精神

      こんにちは、アマチュア伝記作家のバイオグラファーです。 「袖振り合うも多生の縁」という言葉があります。 私はこの言葉を長らく勘違いしていて、 「袖振り合うも『多少』の縁」かと思ってた時期がありました。 つまり、道を歩いていてたまたま袖が触れ合う程度のちょっとしたことでも、それは縁なのだから『多少は』大切にしなさい、ということかと。 もちろん、正しくは、「往来で見知らぬ人と袖が触れ合う程度の触れ合いも、深い宿縁に基づくものだ。」という意味で、 転じて、人と人との縁を

      • 創作のために情報源を切っていくこと

        こんにちは、アマチュア伝記作家のバイオグラファーです。 近頃Twitterでは何かと、芸能人や思想的なバックグラウンドを持つクラスターがハッシュタグをつけて政権を非難していますね。 日本に住む人々が広く政治に関心を持つきっかけとしては、良い事だと思います。 しかし政治に関する議論はことにヒートアップしやすく、中には見ていられないほどひどい言葉遣いも見受けられます。 Twitterユーザーの拡大に伴って議論できる人の幅が広がり、 議論すること自体に慣れていない人が参加

        • 人生の履歴書のすすめ:マイベスト「私の履歴書」と体温のある文章

          こんにちは、バイオグラファーです。 日経新聞朝刊に「私の履歴書」という名コーナーがあります。 企業の社長や文化人、引退した政治家など、多くの場合社会的に大成している著名人たちが、 その半生を振り返っていく自伝のコーナーです。 調べてみましたら、なんと1956年から続いていて、当時の連載者には、 松下幸之助(パナソニック)や石橋正二郎(ブリヂストン)のような偉大な企業の創業者たちに加えて、 武者小路実篤や佐藤春夫のような歴史上の人物というべき文化人が名を連ねています

        精神的・経済的 「自己完結主義」のすすめ

          「文学的態度」のすすめ

          こんにちは、バイオグラファーです。 「ロジカルシンキング」という本をご存じでしょうか。 2001年に東洋経済新報社から出版された本で、これをきっかけに日本でも「ロジカルシンキング」が注目され、 爾来、ビジネスの場で使うような「ロジカル」な考え方がビジネスの場以外でも重宝されるようになってきました。 著名人の言動一つとっても首尾一貫性が求められ、SNSなんかで少し矛盾したことを言うと、 「この前と言っていることが違う」「手のひら返し」と批判されているのをよく見かけます

          「文学的態度」のすすめ

          あなたの伝記、書かせてください。

          こんにちは、バイオグラファーです。 27歳、男性です。 東京で会社員をやりながら、個人の伝記を書いています。 料金を設定して報酬をもらったりしていないので、 プロの作家ではありません。 ただ、人生の壁に当たっている人、悲しい人、つらい人、苦しいひとから連絡をもらって、 その人を1週間~2週間おきに何度か取材させてもらっています。 そうして伝記の主人公であるご本人への理解を深めていって、 1か月後~3か月後くらいにその人に製本した伝記1冊をお渡しします。 何度

          あなたの伝記、書かせてください。