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私学の魅力(校務分掌編)

今回の私学の魅力の発信記事は、限られた一部の学校だったり、やりがいのあるお仕事を求めているモチベーションが高めの先生向けの内容になってしまうかもしれません。

ただ、私立学校にはその学校にしかない独自の文化があるからこそ、その学校にしか無いような分掌だったり、仕事だったりがある場合もあります。

仕事はできるだけ、誰にでもできるように型通りに、という形式ではなく、魅力ある学校づくりのために知恵を出し合って、労力を惜しむことなく行っている取り組みもあるところにはあると思っています。

そういう観点で、仕事はできるだけ型通りにできるだけ簡潔に、というようなタイプの先生にはもしかしたら向かないかもしれません。

具体的に例を挙げてみようと思います。

私学の魅力づくりという観点で、数字にもあらわれるのでわかりやすいのは大学合格実績ですが、それ以外だと、ICT教育とか国際教育といったものが挙げられると思います。

ICT教育もコロナによる休校期間を経て、一人一台端末は行き渡ったと思いますが、その活用方法については千差万別だと思います。

ここで独自に企業とタイアップしたり、探究活動と絡めたりしながら、独自の教育プログラムを組み上げている学校もあるのではないでしょうか。

そろそろ、大手雑誌社の記事としても出てくる頃合いかもしれませんね。
(私も実践を読むのは楽しみにしていますが‥)

2つ目の例として挙げた国際教育はコロナ以前からも言われていますが、これも学校によって千差万別ですね。

学校全体、全生徒を巻き込むタイプだと修学旅行を海外のホームステイプログラムに丸投げして1週間程度行うような学校もありますね。

学校単位でできることとして他には、海外と留学生の交換を行っている学校もあります。

希望者単位でいくと、長期休みを利用した短期留学を行っている学校もありますが、受け入れ先の学校のレベルももしかしたら学校によっては天と地ほどの差があるかもしれません。

少し前に話題になったのは、愛子さまも行かれたイートン校サマースクールではないでしょうか。

ざっくりと説明すると、イギリスの名門私学であるイートン校への3週間程度のプログラムです。

コロナ以前は、毎年日本の高校から男女300人程度を受け入れて開催していたようです。

これは希望すれば誰でも行けるわけではなく、やはりある程度のレベル以上の学校が(学校単位で)参加できるようですね。

パッと検索すると、千葉県の市川中学校・高等学校も20名程度募集していることが学校のホームページに記載されています。

都内に限らなければ、名古屋市にある金城学院中学校・高等学校とかも学校ホームページで紹介しています(Google検索で引っかかった)。

調べていくと、非常に格式の高い研修プログラムのようですね。

市川中学校・高等学校で勤務することができれば、こういうお仕事にも携わることができるのかもしれません。

こういう仕事は、学校を選ばないと携わることができない仕事だと思いますが、モチベーションが高い方はこういう観点で転職先を探してみるのもいかがでしょうか?

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