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出来レース採用なんじゃないかな、と思ったこともある。

おそらく、私学の中には、一応公募の形式はとるけれど、実際には内々に採用が決まってしまっているというところもあるような気がしています。

こればかりは、申し訳ないですが、内側の人間にしかわかりません。

外部からは想像の域でしか話をすることしかできません。

成績開示請求なんかもできるわけでもないので、縁がなかったと諦めるしかないのです。

もちろん、学校側にも様々な事情はあります。

どうしても女性が欲しい(担任の都合上で男女比のバランスを考えてとか)とか、組織の若返りを図りたいから新卒を取って育てようとか。

実際に私が経験した話

ということで、実際にあった話をさせていただきます。

かつて私はある学校の採用試験を受けました。

その学校は複数の教科で教員募集をしていました。

実技科目も含めた4~5教科くらいだったと記憶しています。

教職教養も専門教養も行うタイプの学校で、大きな部屋に全教科の応募者が集められて採用試験を受験しました。

その選考結果の通知のしかたは、一般的にはちゃんとしていました。

しかし、逆にちゃんとしていたがために目立ってしまい、疑念を抱いたということがありました。

人気校だったために、多数の受験者がいました。

そのため、全員に受験番号を割り当てていました。

そして、その合格の発表を受験番号で行うタイプでした。

学校のホームページ上で合格者の受験番号を発表するタイプです。

つまり、自分以外の人の合否も知ることができるタイプです。

他の教科の受験者が、どれくらいいたのかもわかりますし、自分が目にした受験生のうちの誰が合格しているのかがわかります。

記憶力がいい人であれば、自分の前に座っていた若い男性は受かったんだ、とか、2つ前に座っていたベテラン風の人が受かったんだな、とかいろいろわかるのではないでしょうか。

(意外とこういうのって大切で、どういう人が受かったのか、学校が求めていた人はどういう人だったのかなど参考になります。年齢関係なく実力者が求められていたとか、年齢構成上若手が求められていたとか、性別構成上女性が求められていたとか。)

さて話はもどりますが、私が受けたその人気校は、どの教科も10~20人程度は応募者がいたと思います。

基本的に、どの教科も筆記試験で5~6人程度の合格者を出していました。

しかし、私が受験した教科については、なんと合格者がゼロ。

なぜ不可解に思ったか。

申し訳ないですが、自分は専門教養についてはほとんど完答でした。

落ちるハズがない、とは言いませんが、少なくとも合格者数名の中には入るだろうと思っていました。

しかし、そもそも自分が受けた教科だけ合格者がゼロだったんです。

そして、内々で採用が予定されているのではないかと思ってしまうことがあったんです。

私が内々に採用者が決まっていると思った理由

それは、、、

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