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戦略的転職の心得

ご覧頂きありがとうございます。
 
今回は戦略的な転職というトピックでお話をします。
「戦略的転職」とは何かと申しますと、簡単に言えば思い描いた通りの満足いく転職にすることです。
 
エージェントとして色んな方のご転職に携わる中で凄まじく良いご経歴を持つ方がいらっしゃいます。
我々エージェントはそんな経歴書を見た瞬間に、道端でタイプの異性にあった時の様にときめきます。
では、エージェントがときめく経歴とはどんな経歴なのかここが味噌です。
 
転職後に着実に役職を上げている
世の中で最先端の技術やプロジェクトに関わっている
事業の立ち上げに携わられている
上記のような方を見た瞬間にエージェントはスカウトメール(ラブレター)を送ります。

 
それでは、本題の「戦略的転職」を行うメリットとそのHow toですが、
 
【メリット】
年収アップ
やりたいことができる
長期的に活躍し続けられる
次の転職がスムーズ
 
転職活動中に皆さんがおっしゃられるご希望で多いのは、やりがいや年収、長期的に働けるかどうかです。
つまるところ、欲望を満たすための転職なわけなので、留まることのない欲望を満たせれば良いのです。
 
欲望を満たし続けるために戦略的に転職しましょうというのが今回の伝えたいことです。
 
どのように行うのかですが、まずはご自身のキャリアのゴールが見えていないと
逆算が出来ないため明確にゴールを決めましょう!
 
例をお伝えするため以下のようなペルソナを立てます。
男性(女性だと出産等のライフイベントがあるので、一旦男性にします)
30歳
役職なし
現在1社目
 
現時点での定年で考えると35年あるわけですが、もし定年でキャリアを最後にしたいということであれば65歳をゴールにして頂き、そこからの逆算です。
65歳 退任
55歳 社長
45歳 事業部長(ディレクター)
35歳 課長(マネージャ―)
30歳 現在、スタッフレベル

このように逆算を一度した後に大事なのは、市場の中で現実的なプランかエージェントに聞いてみるとより現実的なプランが出来上がります。
ご出身の業界やご経験内容によっても異なるため、やはり業界全体を見ているプロに聞いてみるのが一番です。
最近、News Picsのオフレコという番組でヘッドハンターの方々がお話をしていた際に、ヘッドハンターは「かかりつけ医」のように付き合うべきだとおっしゃっておりました。
私も同意で、今の状態と目指すべき場所へのギャップを一番判断できるのは転職ビジネスで稼いでいるヘッドハンターです。
 
逆算した時にゴールに近づくための経験やスキル、転職すべき会社や業界を知れば
どれだけ遠回りをしてもゴールが変わらなければ満足のいく転職になると思います。
NGなのは手段とゴール(目的)を間違えることです。
ゴール(目的)だけは変えないでください。
そうすれば、どんなに時間がかかっても、どれだけ大変でもゴールには近づきます。
 
転職で失敗する方は、転職後に「失敗したな~」と思います。
入社してみないと分からないこともありますが、そもそも分からない状態で入社はすべきでもないです。
もし分かった上で入社し、「失敗したな~」と思われているのであればゴール(目的)がそもそもないか実はゴールじゃなかった可能性は高いです。
 
良い転職をしている人は、大変さもあっという間に過ぎ去ったかのような清々しいくらいの感じで話されます。
起こりうるすべてを通過点と考えられるため、失敗とは思わないからです。
戦略的に転職する上では時には我慢も大事です。
 
まずは雇われているという感覚をやめ、働いている企業を利用するくらいの気持ちで
過ごしてみてください。
 
「戦略的転職」の大切さに気づいて頂いた方が良い転職になることを祈っております。
 

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