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事例付き!よくされる質問対策【長所・短所はどう答える?】

こんにちは、転職できるくんの川邉です。

面接でよく聞かれる質問に、長所と短所があります。

経歴やスキルを話すのは得意でも、長所と短所を話すことは苦手…という方もいるのではないでしょうか。

長所と短所の質問で面接官がチェックしているのは、その内容だけではありません。

「自己分析がしっかりできているか」「短所を把握し、どう克服しようとしているか」などが見られています。

ここでは、中高年が転職に成功するための長所・短所の事例や面接官が知りたいポイントを見ていきます。

長所・短所の面接術も必見です。
ぜひ最後まで読み、転職面接に備えてくださいね!


【長所・短所の面接術】

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◆流れをおさえる!

1 最初に要点
「私の長所(短所)は●●なところです」
まずは結論から話し、その結論に対しての理由について具体例を交えて話していくと伝わりやすい内容になります。

2 前職の経験
実際にどんな成果を上げたのか、前職での具体的な経験を交えて話します。

3 どんな貢献ができるか
長所や経験を元に、応募先企業ではどのように貢献できるかを、企業のコンセプトに合わせて伝えるようにしていきます。

◆3分で伝える術を身につけよ!

話は3分以内を目安にしましょう。長すぎても短すぎてもよくありません。
文字数では600~700字前後なので、一度文字に起こしてから練習してみましょう。

さらに、面接では「1分で」と言われることもあります。
長め・短めバージョンを用意しておくことをおすすめします。。

◆最後は好印象を与えよ!

長所であれ短所であれ、好印象を持ってもらうためには、誠実な心で具体性をもった話をするようにしていきましょう。

特に短所を伝えて終わるのではなく、それをどのように対処しているのかを伝え、よい印象で締めくくるよう心がけましょう。

面接でよく聞かれる長所と短所は、事前に準備をすることができます。

次の項でそれぞれの強み・弱みで面接官が何を見ているのかを解説していきます!


長所の例文と面接官が知りたいポイント

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まずは、長所の事例と面接官が知りたいポイントを見ていきましょう。

【例文】

・真面目さをアピールしたい場合

「私の長所は真面目でコツコツ業務を進められるところです。
前職でも、頼まれた資料の締め切りなどは厳守しておりました。社内外問わず提示された締め切りの2日前には確認できるようスケジュールを組み、着実に仕事を進めてきました。時にはイレギュラーな仕事もあってスケジュールがずれ込むことはありましたが「決めたことは必ず守る」という信条のもと、優先順位をつけたり効率アップをはかったりして進めてきました。着実にきっちりと仕事を進めて御社に貢献していきたいと考えています」

・協調性があることをアピールしたい場合

「私の長所はどんな人とも円滑な人間関係を築けるところです。
営業先はもちろんですが、社内のスタッフとの良好な人間関係は、成果に通じます。前職では周りとのコミュニケーションを大切にし、何か不安や課題を抱えていないか気を配り、必要に応じてサポートしてきました。結果、月次・年次ともに目標達成することができました。取引先へのレスポンスも迅速に行い信頼関係を築くことができ、「一緒に仕事がしたい」とお声がけいただくことも多々ありました。御社でも周りを明るく信頼関係を築き、チームで目標達成をして貢献したいと思っております」

【長所の例】

上記例文を参考に、長所をどのように伝えればいいのか、簡単にご紹介します。

・責任感が強い
自分の仕事や行為に対して最後まで全うする。

・行動力がある
目標達成に向けて必要なことであれば、ためらうことなく実行に移す。

・ポジティブ思考
物事を肯定的に捉えることができる。

・ねばり強い
根気や忍耐力があり、他の人が途中で投げ出してしまうことでも諦めず最後までやる。

・熱中できる
周囲のことに動じることなく、自分の業務に集中して取り組むことができる。

・協調性がある
どんな人とも円滑な人間関係を築ける。

・計画性がある
無駄のないスケジュールを組み立てて効率よく進めることができる。

・臨機応変である
不測の事態が起こっても、最善の対応を判断し、実行することができる。

・几帳面である
物事をすみずみまできちんと整えることができる。

・おおらかである
人柄がゆったりしていて細かいことにとらわれず、周囲の人も安心させる。

・負けず嫌いである
人や自分に負けたくない気持ちが強く、そのために努力することができる。

・気が利く
周囲への気遣いや気配りができる。

・独創性がある
枠にとらわれず、独自の考えで物事を作り出すことができる。


【面接官が知りたいポイント】

面接官は、何の根拠もない自画自賛の長所を聞きたいわけではありません。

企業に合った長所がセレクトできているかどうか、即戦力になれるのか、などの判断ができるポイントを押さえているかが重要です。

前職の経験を交え、具体的にその会社でどのように活躍できるのかを想像できるようなものを選びましょう。


短所の例文と面接官が知りたいポイント

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次に、短所の例文やポイントを見ていきましょう。
短所ではそのまま伝えて終わるのではなく、どう対処したのかなども伝えることが大切です。

【例文】

・優柔不断なところをあげる場合

「私の短所は、少し優柔不断なところがあることです。
その性質ゆえに、寛容さと厳格さのバランスがうまく取れず、前職では部下に一切の妥協を許しませんでした。しかし部下の一人に私のやり方では精神的に追い詰められると言われ、どちらか一方に偏りすぎることは逆によくないのだと気づかされました。それ以来、部下ともコミュニケーションを取りながらケースバイケースでマネジメントをするようになり、短所と思っていた優柔不断さを使ってうまくバランスが取れるようになりました。御社でもその経験が生かせると思っております」

・集中しすぎてしまうことをあげる場合

「私は自分の仕事に集中しすぎて周りが見えなくなることがあります。エンジニアとして仕事をしていた時はパソコンに向かって仕事をすればよかったのですが、部下のマネジメントやサービスや製品の開発といった仕事を任されるようになるとそれではいけないと思いました。周囲とのコミュニケーションや新しい情報のインプットなど、広い視野を持って多角的な見方ができるよう意識を変える努力をし、新規事業を成功させることができました。御社でもその経験を生かして貢献したいと思っております」


【短所の例】


上記例文を参考に、短所をどのように克服・対処しているのかなどの伝え方を、簡単にご紹介します。

・慎重
行動に移すまでに考えすぎてしまうが、さまざまな状況に対処できるようシミュレーションができる。

・神経質
細かなところにもこだわってしまいがちだが、最低限必要なところだけを見極めるようにしている。

・単純
捉え方が一面的になっていることもあるが、できるだけ客観的に見る努力をし、また第三者の意見を取り入れるよう心がけている。

・大雑把
細かいところまで注意が行き届かないことが多いが、信頼できる人に任せて円滑に進むよう努力している。

・人見知り
初対面の人と話すことが苦手で、信頼関係を築くのに時間がかかるが、一度良好な人間関係ができれば問題はない。

・おせっかい
よけいなお世話を焼いてしまうところがあるが、部下の成長のために最小限に留めるよう心がけている。

・ケチ
仕事はもちろんプライベートでもお金に関しては厳しい方だが、経済観念がしっかりしているともいえ、ビジネスでは顧客からの信頼も厚い。

・人からの評価が気になる
評価に意識が行き過ぎることがあるが、自分の目標や手段を明確にすることで克服するよう努力している。

・融通がきかない
周囲の人の意見を聞き入れないと思われることが多いが、話し合ってそちらの方がよりよい方法であれば受け入れる。


【面接官が知りたいポイント】

ネガティブな情報だからこそ、本音を語ってほしいというのが面接官の思いです。

面接官が知りたいのは、自己分析で短所をしっかりと把握していること、その短所をどのように克服しているのか、対処のための努力をしているのか、なのです。

短所をどのように捉えて、その短所をどのように努力して克服してきているのかの柔軟な姿勢が求められます。


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