初めてのお客様にお申込みいただいたとき、年甲斐もなく泣きました。

合同会社天使の時間を設立して2カ月、主業務の一つ、建築3Dソフトの専門学校「3Dデザイナーズスクール」を開校して1カ月がたちました。
おかげさまで、スクールは開校したばかりなのに、8名もの方に受講していただけました。
海のものとも山のものともわからない、しかもオンライン講座というなじみのないスタイルのセミナーに、開校初月からお申込みいただいたことには、感謝しかありません。
そして、一番の感謝は、一番最初に受講をお申込みいただいた方。
スクールのホームページを公開して、講座の内容を紹介して、お申込みフォームを作って、と形は整えたものの、こんなニッチなスクールの生徒になってくださる人なんているのだろうか、と不安がいっぱいでした。
講座紹介のページを公開したのは8月25日。
当然ですが、講座募集ページを公開したからといって、すぐにお申込みをいただけるわけはないことはわかっています。
しかし、公開から1日たち、2日たち、それでもなんの反応もない日々が続くと、やっぱりこんなスクールにニーズはないのだろうか、と弱気になっていきます。
スクールの正式開校は9月1日としていましたから、まだ正式開校してないし、と自分をなぐさめつつも、それはもう心細い気持ちでいっぱいでした。
講座募集開始してから3日目、今日もまたなんの反応もないのか、と思いつつも応募フォームを確認してみると、なんと1名の方からお申込みがきているではないですか!
スクール正式開校まで、まだ5日もあるのに、です。
「ああ、まったくニーズのないスクールではなかった」
そう思ったのと同時に、なんの実績も保証もないスクールに受講を申し込んでいただいた最初のお客様のことに思いを馳せると、ありがたくて、ありがたくて、ありがたくて、、、還暦を前にして男泣きに泣きぬれました。
すぐに妻に報告をすると、妻もとても喜んでくれて、二人して抱き合って泣きました。

スクール開校から一カ月たった今、さらに受講にお申込みいただいた方は増えて8名になりましたが、この最初のお客様のことは、決して忘れないようにしたいと思います。

どんなサービスであれ、一番最初のお客様は「奇跡のお客様」です。
その奇跡に対する感謝を心にしっかりと刻んで、よりよいサービスを目指して、2カ月目に臨みたいと誓う、9月末です。

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