毎日が仕事、毎日が夏休み。それが2020年の僕のニューノーマル。

2020年、7月21日。
30年以上続けてきたサラリーマン生活に終止符を打った日です。
今年、2020年は、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大が起こり、
「失われた年」と言われています。
世界的なこととしては、東京オリンピック2020が延期になりました。
主要な大都市ではロックダウンが行われ、世界経済は大きく後退しました。
飲食店は営業停止(日本では「自粛」)となり、たくさんのお店が閉店に追い込まれています。
日本のサラリーマンの多くも、4月頃から2ヶ月以上の在宅ワークになり、リモート会議、オンライン営業など、新しい働き方が一気に浸透しました。
僕が所属していたソフトウェア開発会社も、4月、5月の2ヶ月間、在宅勤務となりました。
僕の仕事は、広報・宣伝だったので、会社にいても在宅であっても基本的にパソコンとネットがあればあまり変わりません。
しかし、他者と接しない日々は、「仕事」の意味、意義などについて、内省的な時間を増やすことになります。
新型コロナによる在宅ワークが、一つのきっかけになり、僕は会社を辞めて独立起業することになりました。
その経緯は、別稿で書きたいと思いますが、まずは独立して1ヶ月たった現在の、正直な気持ちをここに書いておこうと思いましたが。
その気持ちが、この文章のタイトルです。
独立するにあたり、合同会社を設立しましたので、退職前の有給休暇消化中から、設立に必要な事務仕事をずっとやっていて、休暇を満喫、ということもなく、土曜日、日曜日、祝日という感覚も薄れて、毎日、何かしらやらねば、という思いがずっと続いています。
それでいて、通勤もなく就労時間も決まっておらず、業務内容も様々なことをパラレルにやる会社にしたので、集中感があまりなく、さらに連日の猛暑も手伝って、なんとなく学生時代の夏休みのような感覚も続いている、という妙な日々。
それが、タイトル通り、
「毎日が仕事、毎日が夏休み」
という感覚。
業務の柱が決まってきて、それに集中する日がいずれ来るとは思います。
(というか、来てもらわないと困るのですが。)
その時までは、そして夏が終わるまでは、こんな気持ちのまま、時が流れていくのでしょうか。
それは、まだわかりません。
ただ、このちょっとノスタルジックな「夏休み」感覚は、58歳のオヤジにとって、すごく貴重なもののように思うのです。
あと1年と少しで還暦。
人生、一巡りする前に、今一度、若かりし頃の「夏休み」という気持ちをしっかりと味わっておく。
それが、次の人生のサイクルにとって、有意義なものになると、なんとなく確信した。
そんな1日に、このマガジンを書き始めることができたのは、とても嬉しいことです。

このマガジンが、誰かの役に立ちますように。

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