やっぱ「今だけ、金だけ、自分だけ」

皆さん初めまして

天静塾の塾長の天根静也と申します。

普段は、奈良県の宇陀市という人口28,000人の町の大宇陀というところでお寺の住職をしています。

16年前に京都から移住してきました。

移住してお坊さんにって思われると誤解されるので、誤解を解いておきますが、そのお寺の先代は僕の祖父でした。

僕は大宇陀で生まれ育ったのではなく、奈良市内で育ち、大学で京都に引っ越して生活していて大宇陀にお寺を継ぎに来たので、移住という言い方になってしまいます。

書類上の住職には25歳の時点で就任していたのですが、当時は必要な時だけ法務をしに来るいわゆる2拠点生活をしていました。

それで、京都で何をしていたかというと、とりあえず27歳までは大学生をしていました。

大学院に行ったわけでもなく、同じ大学の2つの学部に通っていたら27歳になってしまっていました。

20代の頃からIT系のお仕事で生活費を稼いでいました。今でいうフリーランスです。

ご縁があって27歳で会社の社長になりました。

ITブームの波に乗って会社は右肩上がりに成長しました。

社員も増え、事務所もビルの２フロアを借りました。美容室の事業にも手を出しました。

でも、結局「今だけ、金だけ、自分だけ」かよ！って出来事が起こりました。

そして、にぎやかな京都から何もない奈良の田舎に移住しました。

「今だけ、金だけ、自分だけ」ってところからどうしたら抜け出せるのか？そのことを自分に問うには田舎は最適な場所でした。

まだ道半ばではありますが、そんなことを一緒に学ぶ場がこの天静塾です。