ティコ・ブラーエとケプラー3

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画像6 ティコの遺志を継いだケプラー。はたから見れば「俺の屍を越えてゆけ!」的な美談なんだけど、ティコ自身は、自分よりもずっと若く身分も低いケプラーが、自分のデータを利用してケプラーの夢を実現してしまうことに、葛藤と諦めがあったのだろうと妄想しました。一人データを引き継いだケプラーは、火星の軌道と8年も孤独に戦い続けることになります。そこでも彼は期待を裏切らず、人類未踏の知のジャングルを悲喜こもごも迷走するのですが、そのお話はまたの機会に。(話の元ネタは、アーサー・ケストラーの「ヨハネス・ケプラー」です。)

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