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天理教の教えは普遍の真理

「淮南子」という紀元前140年ごろの
 
中国の思想書の中に、
 
 
 
 
「それ陰徳有る者は、必ず陽報有り。
 
陰行有る者は、必ず昭名有り。」
 
という言葉があります。
 
 
 
 
人知れず善い行いを積めば、
 
必ず良い報いを受ける。
 
という意味ですが、
 
 
 
 
天理教でも、おやさまは
 
先人の先生に対して、
 
 
 
 
「伊蔵さん、
 
この道は陰徳を積みなされや。
 
人の見ている目先きでどのように働いても、
 
勉強しても、陰で手を抜いたり、
 
人の悪口を言うていては、
 
神様のお受取りはありませんで。
 
何でも人様に礼を受けるようなことでは、
 
それでその徳が勘定済になるのやで。」
 
 
 
 
と、常々仰せられておりました。
 
 
 
 
天理教の教えの中にある
 
陰徳を積むことの大切さは、
 
中国では2,000年以上前から
 
伝えられていたんですね。
 
 
 
 
紀元前140年というと、
 
日本では弥生時代の前半で、
 
米作りが広まったぐらいで
 
まだ文字すら無かったそうです。
 
 
 
 
そんな遥か昔から、
 
陰での善行が恩恵に繋がることを
 
伝えられていたことに驚きです。
 
 
 
 
時代が流れ、生活や環境が
 
いくら変わったとしても、
 
人間の本質やこの世の摂理、
 
根本の核心は変わらないんですね。
 
 
 
 
「天然自然に成り立つ道や。」
 
 
 
 
とも仰られているこの天理教は、
 
まさにこの世の真理を説いている
 
教えであり、普遍の教えであることを
 
改めて痛感しました。
 
 
 
 
そして、いつの時代でも、
 
この真理、天然自然の理に沿って
 
生きることを神様は望まれ、
 
そうした人を引き上げてくださるんですね。
 
 
 
 
時代や環境によって、価値観や考え方、
 
常識は変わりますが、その基盤に、
 
普遍の真理であるこの教えを
 
持つことの大切さを感じました。
 
 
 
 
お道の教えを、神様を信じて、
 
神様の望まれるような歩み方を
 
心がけて通らせていただきたいですね。

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