見出し画像

「お店が知りたい情報」と「顧客が知って欲しい情報」

お店が知りたい情報とお客さまが知って欲しい情報にギャップがあるのではないでしょうか?
このことについて、常々思っています。
お客さま個人の情報、氏名、年齢、性別、誕生日、住所、いつ何を食べた、というような情報をお店はしゃかりきになって集めているような気がします。
この情報が有効に利用されているのか?というと、ちょっとどうなのかな?って思ってしまいます。
有効に活用されている状態とは、お客さまにとってもその情報を活用して、何かしらのメリットが得られることがないと有効に活用されたことにはならないのではないでしょうか?

お客さまは、お店に知って欲しい情報は、アレルギーだったり、自分が苦手な食材だったり、逆に好む食材だったり、またそのお店に来店したシチュエーションを知って欲しい場合もあるかもしれません。
常連になれば名前を知って欲しいかもしれません。
また、その逆もあり、名前など知って欲しくない人もいるはずです。

これからの時代は、顧客が自分の知って欲しい情報をお店側に開示していく、その開示した情報をお店側は有効に活用してお客さまを満足させる、そんな時代がこれからの外食のあり方ではないでしょうか?

顧客と店舗との関係を単なる単純消費から脱却し、双方向のコミュニケーションが取れるような仕組みが重要になってくると考えています。

「笑顔で来店し、笑顔を帰っていただく」

そのために、お客さまとどのような関係を築いていくか、これが重要なポイントになるかと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?