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外食産業の構造的課題を考える

以前にも「外食産業の課題を考える」という記事を書きました。

外食産業では以下のような課題を抱えています。

「消費者サイド」、「店舗(従業員)サイド」、「生産者サイド」といった外食におけるサプライチェーンで、さまざまな課題を抱えています。
その課題を一つ一つを対処すれば良いかというと、もはやそういう状況でもないと思います。

消費者の行動はどんどん多様化し、今までのようなマーケティングでは真の顧客のニーズにたどりつけません。
また、生産者サイドは、度重なる災害やフードロスの問題、規格外野菜の問題、高齢化や後継者の問題を抱えつつ、消費者の顔が見えないという課題や不安があります。
そして、外食産業(外食だけではないですが、、、)の大きな問題の一つが、店舗の従業員不足、人員不足です。これはどの外食においても切実な問題です。
従業員を増やしたいが、食材の高騰もあり従業員の給料(時給)を、なかなかあげることができないのが実情です。
また、外食産業における労働環境の問題もあります。
そんな中、食材費の高騰があり、商品の値上げをすれば消費者のニーズや感度が分からないので、顧客離れをするかもしれないという不安を抱えながら店舗を運営します。「キチンと値上げをして適正な金額をもらうべきだ」と言う人もいますが、値上げして顧客が離れるかもしれないという恐怖と戦わないといけません。
食材費も上がり、従業員のコストも上げなければいけないとなると、外食におけるコスト構造のFLコストの両方が上がるということです。
この問題に向き合っていかない限り、外食産業の持続的成長は難しいと
考えます。

これは、消費者、店舗、生産者の関係が分断されていることが問題なのではないでしょうか?

店舗単体で生産性を上げていくことが、難しい時代に突入していると思います。

この課題解決へチャレンジしていきたいと考えています。

今後、店舗オープンに向けて徐々に公開していこうと思います。

今回はこの辺で。

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