ユース優遇?県内出身者優遇?

昨日、立田悠悟と片山瑛一の柏レイソルの移籍が発表され、本日は後藤 優介の退団が発表された。
J2降格となればこれからも移籍、退団のリリースは続くであろう。
そして本日この動画が配信された。

立田悠悟はユース出身選手で、トップ昇格後もレンタル移籍をせずエスパルス一筋でプレイした選手であるためかと思ったが、これに違和感を覚えた。すでに退団がアナウンスされた栗原イブラヒムジュニアは?片山瑛一は?
もしかしてユースだから作られたの?
広報の一環としてやってるひとつの活動にそういったユース出身者への特別優遇策であるとするならば、未来は恐いと思う。
広報活動でそういう考え方存在するならば、これ以外のクラブの活動においてもそのような考えがあるのではないかと思う。
退団した選手への感謝の気持ちを込めた動画であるとは思うが、既に発表された退団選手は気の毒である。

このようなユース優遇のような発想があるとするならば即捨てた方がいいのではないかと思う。

もしユースからトップ昇格者に存在してもいい、アドバンテージがあるとするならばエスパルスのサッカーを熟知していることということくらいで十分ではないかと思う。

振り返ってみると2021年ロティーナ監督の就任が決定した。監督就任と共に片山瑛一が加入した。
これはロティーナさんのサッカーを体現するためのオファーであったことは間違いないし、彼は即戦力として活躍した。
そしてロティーナさんのサッカーを理解するために他の選手が片山瑛一に質問するといった記事も見た。
ただ、これはロティーナさんのサッカーを体現するためであり、エスパルスのサッカーが中心にないと思う。

正直小生は今のエスパルスのサッカーとは?と説明を求められれば、サッカー経験者でもないため説明ができない。
悔しいが、フロンターレは細くパスを繋いで崩すサッカーと説明できる。

エスパルスのサッカーとは何かを掲げて、それをスクールから、ユース、トップと一貫して実践して、ユースの選手がトップに昇格した際にすぐに試合に出られるくらいの確固たるサッカーを構築して欲しい。
エスパルスで引退した選手がコーチになり、それをスクール生などに教えられるようになれば、それはとてもいいサイクルではないかと思う。

理想論でしかないかもだけれども今回のW杯でもスペインが10代の選手が出場し、活躍しているという要因はそういうことではないかと思う。

かなり遠目からの意見ではあるが、もしユースだからとか県内出身者だからと言って、安易に特別扱いをするようなことがクラブ内であるのであれば即座にやめていただきたい。

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