風が運ぶ波音に耳を澄まし 静かな夜 窓に浮かぶ三日月に笑みを返す 独りの夜 君からのMessege 既読も付けずに グラスのシェリーと口づけを交わしたら 涙は潮騒の風に消える 夏のなごり残る風を頬にうけ 想いめぐる 線香花火の匂いをふと思い出す 一人の夜 忘れられたCigaretto 火をつけ吸いもせずに 眺めてシェリーと口づけを交わしたら 後悔は立ち昇る火煙に消える 君からのCalling 気づかないふりして グラスのシェリーと口づけを交わしたら 想い出は潮風と闇に消え
一緒に暮らし始めてからもうどれくらい経つだろう 少しこじゃれたこのワンルーム 君とあたしの城 世話好きな君と甘え上手で社交的なあたし どこからみても良いコンビでしょ?さあ今日も撫でたまえ さっきまで遊んでくれたのに部屋に戻れと君は言う 少し不貞腐れちゃうけれど今日も始まるのね 深夜一時になると君はギターをかきならす 高らかに響く歌声がこの部屋の景色を色鮮やかに変えてゆく あたしが知らない世界へ君はギターで連れてゆくのさ 世界一のピーターラビットもこの歌だけは聞けないの
けやき通り自転車に乗り今日も爆走する 発車時刻まで5分、ギリギリ間に合うだろう 改札タッチiPhone様がNoをつき付ける 給料日までもうわずか慌ててチャージする ゆらゆらゆれてゆく だんだん眠くなる 同じ道同じ毎日つかれるけど 耳から聞こえてくるYOASOBIの新曲が神だから まぁ...いいや~ 歓迎会注ぎすぎ上司まじで苦手ビール おかげで今日は二日酔いベットでふて寝している 連休なのにiPhone様が雄叫びをあげる ガチで舌打ちしたら、さぁ歯でも磨こうか シャカシャ
海老なのか ビーバーなのか 何者か彷徨う それは俺も同じさ 孤独なら 笑えばいい お前と一緒ならどんな夢も見れるさ Shrimp and Beast with Abeaver おともだち 海なのか 川なのか 居場所を探し彷徨う それは俺も同じさ 独りなら 自由なのさ お前も一緒にどこか旅に出ないか? Shrimp and Beast with Abeaver おともだち <作曲の経緯> 短いBGM屋さんが生み出したエビーバーという謎キャラクターを題材にしたエビーバー投稿祭
広げたアルバム並ぶ色褪せた写真達 懐かしい姿や面影が心に花を咲かす 無邪気な笑顔の側で真面目な顔のあなた 今では懐かしいその表情は記憶の中で眠る どんなに願っても時間だけは戻せない 螺旋の日々は今日もまた少し周っていく 夜空に輝く誰かの灯火よ そのやさしい時の重なりは ずっとずっと語っている 何かを歌っている ガラスの引き戸の中で少し欠けたカップ 色褪せて茶渋に塗れても捨てることはできない 二つ並んでいるのに片方だけ汚れてく あなたと"あたしとの思い出"を今日も少し