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真面目なweb3情報サイトやYoutubeチャンネルは儲かるのか?を検証してみた

こんにちは!tenpapaです。

今回の記事では真面目なweb3情報サイトやYoutubeチャンネルは儲かるのか?という観点から記事を書いてみたいと思います。


記事を書いた背景

お恥ずかしい話、自分はweb3や仮想通貨のことを知ったのは「仮想通貨をやれば儲かる!」ということを聞いたのがキッカケでした(笑)

しかし、henkakuコミュニティや千葉工大のweb3概論でweb3やNFT周りの知識をつければつけるほど、たしかに投資(たぶん投機かな?)の対象としてのweb3やNFTもワクワクするけど、ガバナンストークンとしてのイーサリアムや通貨としてのビットコイン、学歴証明としてのNFTなど真面目?な使われ方の方が楽しいぞ!と気づいてきたのです。
※千葉工大で行われたweb3概論の授業動画は下記(全部無料で見られます)

しかし、検索をすればするほど、web3やNFT周りの情報は「お金をいかに儲けるのか?」「イーサリアムは今後価格が上がるのか?」という内容と、カストディアンな暗号通貨取引所で口座を作ろう!というアフィリエイトリンクばかりでした。

この「差」が今回のテーマを書こうと&調べようと思ったキッカケです。

  • 僕は真面目なweb3やNFTの情報サイトやYoutubeチャンネルが欲しいけど、世間の人はどうなのか?

  • 世間の人がやっていないのは儲からないかななのではないか?

その自分の疑問を晴らすために、今回の記事を書きました。

まずは世間のニーズを把握してみる

まずは世間の人たちが、web3やNFTを検索するとき、どのようなニーズを持っているのか?を調査しました。調査にはGoogleのキーワードプランナーを活用です。

上記が「web3, nft, イーサリアム, matic, ガバナンストークン」を検索クエリとした時に出てくる、月間検索ボリュームと関連のある検索語句のリストです。

月間検索ボリューム1000以上はお金儲けっぽい印象

月間検索ボリューム1000以上の検索クエリ

上記が月間検索ボリュームが1000以上の検索クエリになります。「◯◯とは」「〇〇(イーサリアムなど)」は概念系なので検索ボリュームは一般的に大きくなる傾向にあります。

注目すべきは「◯◯ 価格」と言ったかけあわせ系の検索クエリでして、上記の図では「イーサリアム 価格」「nft 買い方」「仮想 通貨 イーサリアム」のようなものです。ここから理解したのは、やっぱり初期段階の僕のように、お金儲けから入る検索クエリが多いなという点でした。※「nft 作り方」もあるので、一部は真面目なのもある

月間検索ボリューム500前後も引き続きお金儲けっぽい印象

月間検索ボリューム500前後の検索クエリ

月間検索ボリュームが500前後の検索クエリはミドルボリュームと言われていれており「まぁ、そこそこの人気の検索クエリだな」という感じの印象です。

ここでもまだお金儲けの臭いがする検索クエリが続いています。

月間検索ボリューム100以下でようやく登場

お金儲けの臭いがしない月間検索ボリューム100前後の検索クエリ

月間検索ボリュームが100以下というのは「ロングテール」と言われている検索クエリで「マイナーな検索クエリ」と捉えられています。

このあたりでようやく真面目な意図が読み取れる検索クエリが出て来ました。上記の図は、エクセルファイルをダウンロードすれば分かりますが、かなりお金の臭いがする検索クエリを削除して作っています。

今回出力した検索クエリ全体で真面目な意図が読み取れる検索クエリは全体の10%くらいなんじゃないかな?というのが僕の個人的な感想です。

世間のニーズはお金儲け。だからこそのお金儲けのコンテンツ

ここまでで理解できたことは「世間のニーズはお金儲け。だからこそのお金儲けの記事やYoutubeが大量に生成されている」という点です。

この現実に「寂しいな〜」とか「なんだかな〜」とか、そういう感情は一切抱きません。いや、抱かないようにしている、という方が正しいかもしれません。

ただ、これが世間のニーズなんだな、という事で、そのニーズを捉えるべくコンテンツが生み出されているということなのです(そういう意味で需要と供給は合致している)。

じゃあどうするか?

ここまでの結論は「真面目なweb3やNFTのサイトやYoutubeチャンネルを作っても訪問者数やチャンネル登録者数で稼ぐことは出来ない」という点です。

じゃあどうするか?って話なのですが、個人的な意見としては「オープンソースプロジェクトっぽく動くのが良さそう」というものです。

オープンソースプロジェクトっぽくとは?

一番分かりやすい例はWikipedia。オープンにして、誰もが編集できるような仕組みにしてしまう感じです。

ただ、これだと嘘のコンテンツも混じってしまうので、henkakuコミュニティメンバーだけでやるとか、最初は少しクローズで進めるのが良さそうです。

インセンティブ設計について

訪問者数や再生回数でのマネタイズが難しいという事は、お金という分かりやすい形でのインセンティブ設計が出来ないという事です。つまり、お金が儲かるからコンテンツ作成を頑張る!というインセンティブが働かないという事です。

じゃあどうするか?って話なのですが、個人的には、

コンテンツ作成をした事を証明できるようにして、いずれプロジェクトが大きくなった時、コントリビュータとして自身のキャリア証明に使える

が最もよいのかな?と考えました。会社とかでやるなら、コンテンツを見た人に対して「web3周りのコンサルするのでお金下さい」的な流れに持っていけるのですが、個人的にはあまりそのやり方はワクワクしないので(地に足ついてますし、実直ではあるんですけどね)除外しました。

中長期的には必要になるコンテンツ(だと思う!)

検索クエリ&検索ボリューム的には、人気がないのが現状でしたが、web3が世の中に浸透してくれば、必要となるコンテンツであることは間違いない!と思います(ここは気持ち弱め)。

ただ、現状ではお金が儲からないからやり手がいないので、上手くインセンティブ設計をした上で運用すると良いのでは?というのが僕の意見です。

とりあえず、自分がやりたかった事の世間の現状と、やるんだったら・・・!という場合のある程度の方向性が見えたので大満足です。

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