健康

「健康」である事はなんとかけがえのない事か。

2019年は、年明けから身内が生死を彷徨ったり自身も何度も体調を崩したり大切に思っている人たちがケガに見舞われてしまったりと、思い返せば返すほど健康という面において危うさを感じる年だったように思う。
そして誕生日の休日、私の健康においても異変が起きていた。
数日前からの首の痛みが日増しに強くなり、首周辺から腕にかけて脈拍のリズムでズンズンとする痛みは広がっていた。首を傾けようものなら眉間にしわが寄り「ぐっ…」と情けない声が出る有様だ。
(これは病院で診てもらわなければいけない気がする。誕生日だけど。)
と、重い腰を上げグーグルマップで整形外科を探した。

午後一番の診察に向かった。病院に入ると患者さんはいっぱい。1時間ほど待ち診察を受けた。早口だけど的確に丁寧に診察して私の話もちゃんと聞いてくれる先生だった。
レントゲンや触診をした結果は、重大ではないけれど直ぐに治るというようなものではなかった。多分これから長期的に付き合っていくのだろう。リハビリの選択もあったが今回は辞退し、薬を飲んで様子を見ることにした。
(おこがましいが、これを読んで多分心配してくれる人もたぶん居るだろう。わたしはむちゃ元気なのでどうかご心配なさらず!!)

この記事で何が言いたいかというと、健康の尊さである。
健康でなければ、仕事を続けお金を稼ぐことが困難になる。
健康でなければ好きなライブに行って楽しく踊ることもできない。
大好きな姪っ子の遊び相手も全力で出来ない。
色々なことに制約が出来て、常に不安と隣り合わせである。

自分が「健康でない」立場にならないと実感として考えられないことに沢山気付いた。
「健康」であることがどれだけ素晴らしいか。
当たり前の日常など無いのに、そんな大事なことを私はいつだって忘れてしまう。
夜に家族で集まり美味しい食事を食べ笑い合いながら心の中でわんわん泣いた。けど、家に帰ってハイボール飲みながらあと50年機嫌よく生きよ~って思った。
そう、私はこうゆう人間なのだ。

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