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#4 どっちかではなくどっちも、どれも ~【双葉葵】良縁成就~

こんばんは、卵かけごはんと申します。
今週月曜からnoteを始めました。

本日は、自前の切り絵から和紋を一つご紹介します。
切り絵中央は「結び文(ふみ)」という、
現代でいうラブレターの意匠。

ご紹介するのは、その周りの植物です。


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★本日のイチオシ!

【双葉葵(フタバアオイ)】(ウマノスズクサ科カンノアオイ属/日本固有種)

お花の「葵」とは別の種で、京都賀茂神社の神紋でした。

そして、言わずと知れた徳川家の紋の元!

一つの茎に二つの葉がつくことから、良縁成就の象徴として
愛されてきたそうです。

■日本の伝統デザイン

私は、日本の伝統的なデザインがとても好きです。
家紋、伝統紋様(和柄)、甲冑装飾(兜の前立てとか…)など。

身近な動植物・自然現象をモチーフにしつつ、
大胆なデフォルメやシンプルな色使いで表現している所。

西洋や中国由来の紋章・紋様も豪華絢爛で素敵ですが、
日本のものは簡潔性(必要十分の美)で卓越していると感じますね。

以後、それらをモチーフにした切り絵も作ってみたいと思います!

■対で出てくる、フタバアオイの葉

なぜ今日のタイトルを付したかというと、
自分が今まで、二択の決断ばかりしてきたと思ったからです。

昨日の#3でも記載した、「全か無か」の判断。
「やるかやらないか」「この人と関わるか関わらないか」
「好きか嫌いか」…。
また、「中途半端にやるなら最初からやらないほうがよい」など…

それが、様々な存在との縁を自ら切ってしまっていたと、
最近気づきました。

■様々な「縁」

ものすごく狭義の「良縁成就」は、「素敵な誰かと幸せになる」
といったイメージでしょう(おみくじとかでのそれ)。

しかし、生きていて出会う様々な人・物・事に何かを感じることも、
「良縁成就」の在り方かなと思います。
(仏教も勉強したいと思っています。)

そして、様々なものとのつながりの可能性を自ら否定せず、無理に選び取らず、色々なものと一緒に生きていきたいです。

拙文でしたが、本日もありがとうございました。

参考)
富士川碧砂『開運和柄ぬり絵』サンマーク出版、2018

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