手のひら先生の高麗手指鍼療法 58 関節リウマチは間もなく克服できます



大正時代から昭和初期に活躍された、澤田健師が残したと言われる名言が残っています。

澤田流聞書「鍼灸真髄」代田文誌著 医道の日本社 刊 お灸の書として有名な本です。この69ページにリュウマチ(リウマチ)の説明があります。

「リュウマチについて尋ねたとき先生は云った。『リュウマチなどと言う病気はない。小腸に熱を持ったのです。だから小腸ゆ(つぼの名前)へ灸するか鍼をすればよい。あんなものは楽な病気です。リュウマチは昔は鶴膝風とか痛風というたものです。リュウマチ(リウマチ)などと言うと如何にも立派に聞こえるが、流れると言う意味で、日本語に訳すとワカランということだそうです。まさかワカランなどという病名もつけられんので独逸語のままでリュウマチ(リウマチ)というのだそうです。』」

今となってはどこまで治していたのか分かりませんが、その治療法を試した方がリウマチを治せたという事は聞いたことがいまだにありません。

しかしそこまで豪語したという人が過去にはいたそうです。

さて私もそこまで大口はたたけませんが、どうやら関節リウマチは完治出来る確信が湧いてきました。

本日は血液検査数値が出て科学的にも検証される前ですが、あまりにも患者さんの状況が良くなっているので、ご報告の兼ねてノートで発表いたします。


関節リウマチ治療法の理論と方法は完成済みです

紀元前から人類が苦しんでいた関節リウマチは、長い年月原因が分かりませんでした。

ようやくこの10年ぐらいで発症のメカニズムが解明されてきました。

免疫が異常になり自己を攻撃することで発症すると判明しました。

自己免疫疾患は元の正常に治せる薬も方法もないために、現在も難病とされています。

そのため免疫の働きを抑えてしまう生物学的製剤が開発されていますが、根本治療を目指すものではありません。

認可されてから十数年経過する中で広く普及してきましたが、重篤な副作用が起きると警告され始めました。

東洋医学の中ではお灸のみ関節リウマチを治療した症例が残されています。

鍼治療のみで完治させたことはありません。

それは免疫を調整できるツボが見つけられなかったこともあるかもしれません。

関節リウマチが免疫異常で起こると分からず、単に骨の病気関節炎であると考えていたからかもしれません。

アメリカではArthritis (関節炎)と呼ばれていることからも、長い間真の原因が分からなかったことが理解できます。

手のひら先生の高麗手指鍼療法では、人間の進化を手のひらに記憶しており、それを認識しそのツボを発掘することで新たな治療法を開発しています。

勿論免疫に関するツボがそこに単に存在するわけではなく、免疫システムを認識した後にそのツボを探すという作業を行い見つけ出しました。

鍼治療の欠点を補完する方法を完成させた

鍼治療の難点は保険診療が出来ない自費診療であることと、遠距離から見える方がほとんどなのでどうしても治療回数が限られることです。

そこを補填するものを長い間探していましたが、やっと完成したのが「サウンド・アキュパンキュチャ」でした。

何回か試行錯誤した結果、ついに関節リウマチ治療対策が完成いたしました。

メインの治療は鍼ですが鍼の効果が持続するほか、音の治療には鍼ではできないことも出来るのです。

何しろ自宅で都合の良いときに聞けば治療になるので、格段に改善速度が速まります。

薬は毎日服用しますが鍼治療では出来なかったことが、やっと同じようにできるのはうれしいことです。

一人目の症例

10年以上前は他県から通っていただいていたのですが、諸般の事情や途中私自身の脳卒中発症などで治療が中断しました。

治療を始めた時点ですでに手などは変形が始まっていました。

日常生活はこなせる状態ですが悪化はしませんでした。

年齢のこともあり遠距離なので、サウンド・アキュパンキュチャの治療法に変えて、約4か月ほど経過しました。

経過を電話で聞くと「スプーンしか使えなかったのが、箸を持ち始めた」そうです。

間もなく血液検査をするので、前回の結果と合わせて報告いただけるとのことでした。

二人目の症例

3年前に初診だった方でした。

他県まで鍼治療に行ったが症状はひどくなる一方だったので、地域の基幹病院に変えると同時に当院を受診しました。

悪化する患者さんの中でお一人だけ元気になっていくのをいぶかった医師に近くの医院に転院させられました。

その後私が脳梗塞を発症したため治療は約1年空いてしまいました。

サウンド・アキュパンキュチャをきいてもらった当初から効果が出て、生物製剤注射を打っているにもかかわらず足首に痛みが出ていたが消えました。

さらに前回服用薬をオーリングテストで検査したところ、1種類は3錠が1錠が適正もう1種類は1錠は半分で良いと出ました。

三人目の症例

40年近くリウマチを患っていました。

抗リウマチ薬とステロイド剤のみの服用だったのが幸いだったのか、リウマチが急激にひどく悪化はしませんでした。

それがヘパーデン結節が出来て手が思うようになり来院しました。

サウンド・アキュパンキュチャは6週間前から聞き始めました。

まず自覚できたのは手のひらがきれいに見えてきたことでした。

これは血行が改善して静脈血が明るくなった結果です。

次の段階は腕や顔の肌が白くなってきたことです。

手のひらの関節周辺足の関節周辺の浮腫みも減ってきました。

関節内の痛みや熱感は徐々に改善されています。


まとめ

1、関節リウマチはもはや不治の病ではない
2、鍼治療の欠点を補うサウンド・アキュパンキュチャ
3、今までの鍼治療には関節の原因、免疫の異常を治すツボがない
4、生物的製剤は使わない


私のホームページはこちらです。「手のひら先生のリウマチ相談室」


次の本は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。

サウンド・アキュパンキュチャは本の最後に数ページですが記述しております。

一般の方には病気を治す鍼治療とはどういうものか理解できるように書いてあります。さらに私なりの簡単自律神経調整法を図解しております。

最後まで拙い文章をお読みいただきありがとうございました。感謝いたします!!

サポート頂いたら最先端の医学雑誌と、最先端の進化論本を購入し難病治療研究に役立てる予定です。