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手のひら先生の高麗手指鍼療法 64   癌を早期発見する方法 簡単に見えて簡単に行えるが難しいテスト


昨年脳梗塞で入院したので、1年以上治療間隔があいてしまった患者さんを本日治療しました。

5年前に悪性胃がんを内視鏡で見えるところをつまんで取っておきました。

と言う患者さんを診ていました。

最初の2年ほどは毎週2から3回の治療をしました。

定期検診を受けていましたが、悪性と言われていたが再発はありませんでした。

それがここで成人検診で胆嚢癌化肝臓がんが見つかって、検査を行っている最中だという事です。

胃や腸には転移がないそうで、胆嚢に癌らしきものが出来ているそうです。

3年ほど前から治療は1か月に1回になっていました。

そうなると免疫度は低くなり治療しても正常に戻すことは出来なりました。

悪性がんという事だったので、治療回数は必要だったのでしょう。

そういうことで本日のテーマは癌の早期発見の方法です。


日本人ががんになる確率は2人に1人だそうです。

2018年の統計では10万人当たり男性は約350人、女性は約250人が癌を発症したそうです。

ここからは鍼灸師が語る癌についてのお話になります。

鍼灸師かよ?と思われる方はお読みにならない方が無難です。

突然癌を宣告されてうろたえて医師の指導に従えない方で、西洋医学が信用できないので何時もは見向きもしなかった鍼に、突然頼る気になったという方も読まないでください。

鍼灸師は日本の医療制度の中で守られてはいません。

金成万先生はテレビで末期の肺がん患者を良くしたという事で有名になったのはおよそ20年以上前でした。

しかし治せるのは一本一本気を込めて鍼を打つのでがんを治せるのが治療理論と技術でした。

それはよっぽどのことがないと伝えられないもので、鍼灸の歴史上現れる異能の方たちの治し方でした。

でも鍼灸のことを理解していない方たちには、科学的でない力のことは受け入れられないでしょう。

オーリングテストの誕生

鍼灸師の中でも脈診は出来ないので、オーリングテストを使う方がいます。

オーリングテストはアメリカ在住の大村恵昭博士が発明し特許も取られた検査法です。

ニクソンアメリカ大統領が米中国交回復で中国訪問をされた時、随行したワシントンポストだかの記者が妊婦に施した鍼麻酔で出産しているのを見て驚きレポートを送った時から第何次かの鍼ブームが日本でも起きたそうです。

ご著書の中で書かれていますが、同僚の医師に「お前もアジア人なのだから鍼は打てるだろう」と言われて、鍼の研究が始まったそうです。

研究の中でアメリカ人のオステオパシーだかで使っている、筋肉反射テストからヒントを得てオーリングテストを発明されたと聞いたことがあります。

患者は親指と人差し指を丸めてオーの文字を作り力を入れ、検査する者はそこに指を掛けて開くか否かで病気の有無などを計る方法です。

簡単な故の功罪

見た目に余りにも簡単なのでこれをまねて未熟なのに出版して、それを習ったものが害を撒いて博士は思わないところから批判されたという事です。

どこの世界でもシンプルなほど実は難しく、簡単には習得できないものなのです。

私も初心者レベルの時は失敗ではなかったのですが、経験から予測するものとは結果が異なるので、戸惑うことが多々ありました。

経験とオーリングテストをより深く理解が進むことで、この齟齬は徐々に解消されていきました。

正しいレベルでの検査が出来るには専門家の経験は必要です。

しかしそれを超えてこのオーリングテストをお勧めするのは、体調管理には便利だからです。

特に免疫度が正常か否か、病院で精密検査に行くべきか否か、早期から準備しておく判断をするのに便利だからです。

どの検査機器よりも高性能

体調に変化がないのにたまたま受けた健康診断で癌が発見されて落ち込むことのないように、簡単なオーリングテストは最適なツールと考えています。

例えばオーリングテストは、癌がまだ見えないほど小さくても検査できるのです。

時々がんの検査で見落としがあって、検査病院が謝るニュースが流れますが、事前にオーリングテストを行って怪しい段階の症例をチェックしておいたなら、このようなことは避けられるのではないでしょうか。

しかしオーリングテストを使ったって、財務省が保険点数にカウントしないだろうから難しいだろうけれど。

女性には乳がんが大きな問題になっていますが、その発見も大変そうに見えます。

こんなのオーリングテストを熟練の医師や鍼灸師なら、早期発見は簡単なことなのですが。

世の中不合理ですね。

オーリングテストは気の世界に属している

習い始めたのは20年以上前です。

その頃から大村博士がしきりに科学的に説明される、様々なことには疑念がありました。

東洋医学的なツールなのに、西洋科学的に割り切ろうとしていたからです。

今はセミナーに参加することがないので、博士から直接聞いたことはないのですが「オーリングテストは気の世界に属している」と仰っているそうです。

別に気の世界の検査方法だから程度が低いと言う分けではなく、実は機械よりもはるかに優れているのです。

それは我々誰もが備えている脳と言う、高性能の検査機器を使うからです。

例えばがんの検査試料を使えば、その癌が存在するなら共鳴現象を起こし、オーリングテストによって計測できることになります。

癌細胞の大小にかかわらず共鳴現象は起きるので、発見は簡単なのです。

それほど我々の脳は優秀と言うことです。

早期発見早期治療

いかがだったでしょうか。

健康診断などで発見される前に、近くの熟練した術者によって検査を行えばよいのです。

癌検査としてでなくとも今の免疫度がどのレベルにあるのかを時々でも計測していれば、日常の生活にも気を配れるはずです。

癌などの発生は飲食だけが関係するのではなく、様々なストレスとなる人間関係・仕事関係・将来の不安があります。

免疫度を測ることで原因を発見し早期に対処することで、病気にならなくなることも出来ます。


まとめ

いかがだったでしょうか?オーリングテスト。

恐らく二千年以上前の治療家たちは、このような検査方法がなくとも病気は見えていたあのかもしれません。

一つあなたも備えていれば、馬鹿食い 馬鹿のみ 過重労働 一人でストレスを抱え込む 等々を控える出来るきっかけになるかもしれません。

自分のものにするには簡単な技術ではありませんが。


私のホームページはこちらです。「手のひら先生のリウマチ相談室」

次の本は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。

サウンド・アキュパンキュチャは本の最後に数ページですが記述しております。

一般の方には病気を治す鍼治療とはどういうものか理解できるように書いてあります。さらに私なりの簡単自律神経調整法を図解しております。

最後まで拙い文章をお読みいただきありがとうございました。感謝いたします!!

サポート頂いたら最先端の医学雑誌と、最先端の進化論本を購入し難病治療研究に役立てる予定です。