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パーキンソン病治療に効果的で免疫力を高める新・自律神経免疫療法



1、自律神経免疫療法の爪もみ法は副交感神経だけの刺激でした

安保福田理論の自立神経免疫療法は、薬指以外の爪根部を圧す爪もみ法でした。

この刺激で副交感神経が刺激され元気になって、交感神経を抑制することで両者のバランスが取れることになります。

病気の人の血管内は、顆粒球とリンパ球の比率が崩れています。

健康な場合はその比率は顆粒球 50~60 リンパ球40~60パーセントと言われています。

自律神経のバランスが取れると、血液内の顆粒球リンパ球のバランスが取れて、免疫力が高まります。

2、新・自律神経免疫療法とは何か

爪の根元を圧すのが「自律神経免疫療法」ですが、「新・自律神経免疫療法」は指をマッサージする方法です。

自律神経免疫療法では触ってはいけないと言われている薬指を使います。

基本は薬指の中央を付け根から指先に摺り上げるマッサージです。

分からないようでしたら拙著「手のひら先生の高麗手指鍼療法」では、写真で説明していますのでご参照ください。

爪もみ法では交感神経と関係する指なので、触らないように指示されています。

しかし手のひらを使って治療をする韓国の高麗手指鍼では、ここに三焦経と心包経と言う気の流れがあります。

私の研究ではこの2経はそれぞれ交感神経、副交感神経を含んだ気の流れであることが分かりました。

さらに良いことは根元から爪先に摺り上げると、三焦経の気の流れを抑え心包経の気の流れを強めます。

三焦経は交感神経を含み心包経は副交感神経を含みますので、一度に調整できることになります。

このマッサージを行うとパーキンソン病で少なくなっていると言われる、ドーパミンの量が増えます。

3、手のひらには体と脳の地図が埋め込まれています

人間の身体は何億年も進化してきた記憶が埋め込まれています。三木茂夫東京芸術大学教授著「生命形態学序説」をご覧ください。

手のひらを体として見ると体のツボが、脳として見ると脳のツボが現れてきます。

魚・鳥・人間と3段階の進化として見ると、手のひら中には体のツボ脳のツボで埋もれてしまいます。

パーキンソン病のように脳の病気となると、薬もなく鍼治療でもなかなか難しい疾患になります。

拙著「手のひら先生の高麗手指鍼療法」では、進化ごとの脳のツボを刺激しパーキンソン病を治療します。

さらに重要なのはイスラエルの研究者ミハル・シュワルツ著「神経免疫学革命」にあるように、脳疾患には脳の免疫度が関係しているとされます。

新・自律神経免疫療法の指のマッサージでは、即効性はないものの脳の免疫も高まるはずです。

4、この手のひらを使ってパーキンソン病の治療を行います

指のマッサージだけで治療ができるわけではありません

あくまでも補助療法の扱いですが、東洋医学西洋医学の叡智が詰まったものとして行ってください。

強弱はありますが誰でも指先から気が出ています。

その気を使って手のひら指先に流れる気を強めたり弱めたりすることで、東洋医学には知られていなかった自律神経を調整出来ます。

そのことが免疫を高めることにつながるのです。

マッサージと書きましたが、あんまの技術になります。

気が流れるところは皮膚と筋肉の間にあります。

そこを意識しながら圧しさすることが、気を動かし自律神経に刺激を与えます。

5、どの程度の回数がよいか

オーリングテスト試料を使って計測すると、10回、20回 30回と数値は良くなります。

左右の薬指をマッサージしますので、30回が良いのではないでしょうか。

また経絡は人差し指にもありますので、薬指だけでは効果が感じられない時はこちらも使いましょう。

効果がどの程度持続するかこれから検証しなければなりませんが、使い始めた当初は短時間ではないかと感じます。

1日数回行い毎日行うことが必要だと思います。

鍼治療特に病気治療の場合は、週1回ではどうしても回数が不足していました。

次回まで鍼治療の効果を持続させたり補助したりする必要がありました。

まさにこのニーズに合ったものと言えます。

6、パーキンソン病を完治させるには脳を治療する

中脳黒質の神経が減少しドパミンが分泌されなくなりパーキンソン病になります。

パーキンソン病を治す薬はありません。

激しく震える場合と身体が動かなくなる固縮または無動の症状があります。

どちらも大脳基底核で行われる運動制御が上手くいかなくなり起こるものです。

人類が脳を意識しその働きが分かるようになったのはほんの100年前です。

西洋医学でも分子生物学やMRIなどの機器が発達したことで、脳の詳細が分かり始めてきたところです。

2000年前に生まれた東洋医学では脳神経と関連するツボはありません。

手のひら先生は独自に研究し、各脳神経と関連するツボを発見しました。

その結果大脳基底核ほか脳神経を刺激調整できるのは、手のひら先生の高麗手指鍼療法でしか行えません。

知る限りですが脳の詳細なツボはノジェ式耳鍼にありますが、耳鍼には気の流れがないので単なる物理的刺激になってしまいます。

まとめ

脳の研究は東西医学とも近年になって始まったばかりです。したがって脳の病気を治す薬も漢方薬や鍼治療にも、完治させる方法はありません。
手のひら先生が独自に研究した治療法は、高麗手指鍼療法と進化論を融合させて作り上げたものです。さらに言えば東西の医学を融合させた治療法にもなっています。
進化論から見つけた独自のツボに鍼を刺し治療を補完する方法として指のマッサージを行います。

サポート頂いたら最先端の医学雑誌と、最先端の進化論本を購入し難病治療研究に役立てる予定です。