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氣についてのあれこれ

写真は、熊本、天草の海岸にて

てのはスタッフ北森氏撮。

2021年はてのは10周年の年、

2016年の熊本地震をきっかけに

神奈川県の鎌倉にも

拠点を築き、今年の8月で

11年目に突入します。

この10周年はコロナ禍という

大きな変革の1年です。

ですが、

呼吸に意識をもって、

氣(エネルギー)を上手に使い

気持ちよく健康に生きていくことを

大切にする。タオとともに生きる。

それは、世の中がどう移り変わろうと

てのはが大切にしていることは

変わりません。

noteブログに本格的に

氣についてのあれこれを綴るのが

これが最初なので

私のお話を少し。

興味のある方は最後まで読んでいただけたら光栄です。

阿蘇へ引っ越して10年になります。

私は中学生のころからよくわからない

不調に悩まされてきました。


病院に行ってもとくに異常はないのに、

朝、身体がとても重たくて起きることができない、誰とも会いたくなくなる、動けないといった謎の症状に悩まされてきました。

病院に行っても特に異常はありません。

お医者さんからは「気のせいだ」と言われてきました。社会人になってもなかなか調子が安定せずに、会社に行けないことがつづいたりしました。

心が繊細すぎる、感覚が敏感すぎる、ともかく自分の心の弱さが原因であると自分を責める日々でした。

いろいろ試してもなかなか改善せずに、もう生きていくのがなかなかしんどいぞという状況にまで追い詰められていきました。

しんどいということは、あまり他人に話たくないものです。

どうにかして元気になりたいと思いました。心を楽にする方法を見つけようとアロマセラピーやホリスティック療法などさまざまなセラピーを学び、整体やエステシャンの資格もとりました。

いろんな学びや経験の中で、自然に触れると心身のバランスがとりやすくなることに気づきました。

大自然の中で暮らしてみたら、もっと元気になれるかもしれないと思い始めたころ、かなちゃんに出会い、そのご縁で阿蘇へ引っ越す流れになったのでした。

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気功との出会い
気功師のぞうさんに出会ったのは、阿蘇の大豆畑でした。
不思議な雰囲気をまとった男性だなと思いましたが、物腰のやわらかさや気取らない雰囲気が気持ち良い方でした。元気になりたいと思っていた私は気功を受けてみることに決めました。

初めてぞうさんの気功を受けたときは、身体の芯がぽかぽかして、頭がポワンとなっていました。いい温泉につかったあとのような感覚。視界もいつもよりクリアで、気分も穏やかで、庭に落ちていた梅干しの種がなぜだかとても美しく見えた記憶がありました。

ぞうさんに一番大切なのは呼吸だと教わりました。目には見えない「氣」、エネルギー。

確かに呼吸は目に見えません。

一番大切なエネルギーは呼吸で取り込むのだと。深くて長い呼吸。

自分の心の状態と呼吸の状態が密接につながっていくことを体感しながら教わりました。気功を繰り返しうけていくうちに、いろな体験や経験をしました。

心の弱点をつつかれるような体験がやってきても、呼吸に集中することや、気持ちの切り替え方などを教わることで乗り越えていきました。

呼吸法を体得するまで3年くらいかかりました。深い呼吸ができるようになってから、その呼吸を全身に巡らせて下腹をじんわりとあたためることができるようになるまで、5年くらいかかったかもしれません。

呼吸に意識し集中することは、単純だからこそ日常生活ではおろそかにしがちだなと思いました。


そうして、5年をすぎたあたりには、昔のように浮き沈みが激しかったり、起き上がれなくなるようなことはすっかりなくなっていました。
阿蘇の大きな空の下での呼吸は気持ちがいいものです。


今までの思考癖や思い込み、心にたまったホコリやトラウマのようなものを
活火山の氣と呼吸、おいしい水と食べ物、心と身体をあたためていくことで
溶かしていったように思います。

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今年もコロナで始まりましたが

地震がきてもコロナがきても

阿蘇は何度でも蘇ります。

落ち着いたら、ぜひ

阿蘇へコロナ疲れを癒やしにきて

いただきたいです。

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