V沼半年の傍観厨が書くホロ炎上


・この記事を読むにあたって(前置き)

まず始めに私はホロライブを主に視聴するリスナーである。

私がV(ホロ)にハマったのは昨年秋ごろにネットの動画サイトに公開された現在絶賛映画公開中の某アニメとホロライブのMAD動画の影響である。その前まではVという存在は知っていたが悪く言うと配信者を崇拝する萌コンテンツだと思っていた。

しかし自分の好きなアニメとのMAD作品をきっかけにV情報通の友人から数本の切り抜きの紹介、自分でも芸人色の強い切り抜きを探し視聴した。

そこからは萌えだけという固定概念は壊され、ホロライブの強みである身内コラボの多さも相まって今ではホロの配信を見ることが当たり前の1リスナーとなってしまった。

Vの配信には笑い成分もあり尊さ成分もあり両方とも楽しんでいる。昔の自分からは想像もできない。

今回はそんな自分の視点から見た今回のホロライブの炎上の件について新参者のエゴだがこのままのV界隈ではもったいないと思い拙い筆を走らせた次第だ。

そして前提条件として今回の炎上は10:0で配信者側が悪いと考えている。

・この炎上の問題点

まず始めに今回の炎上の問題点を整理しよう。

今回の炎上は収益のついている配信で二次創作であれ著作物をごくわずかでも読み上げてしまったことの他に迷惑な輩が正義感からか火起こしをしたい精神からか同人誌の作家を攻撃したの二点である。

結果として作家側は一部作品のSNSでの作品の非公開やSNSの鍵垢化などを行った。

表面だけで見ればこの二つが見受けられるがいきなり自分の作品が話題にされて自分に非がないにも関わらず、作品を作った本人が見たら傷つくイジりを行われて第三者に激しく非難や攻撃されたストレスは想像に難くない。

著作物、二次創作の読み上げは詳しくないので話半分に聞いてほしいが同人界隈への影響が考えられる。創作物の源たる原作から創作のストップがかかることや創作へのモチベーションの低下など考えられる。

加えて他人の制作物を配信上で身内の空気感とはいえ笑いものにしてしまったことは配信者の人格面での不信につながり、配信者にとっても良くない。

まとめると今回は「著作物の読み上げ」「第三者の攻撃」の二つが様々な問題の根幹だと私は考える。そして後の項目で「第三者の攻撃」に焦点を当てて話したい。

・Vのリスナー民度への私見

「著作物の読み上げ」に対しては配信者のリテラシー、自己管理不足などによって起こっていると思うので1リスナーの私は運営や配信者は改善するのを信じるしかない。

しかし「第三者への攻撃」は違う。私達界隈にいる人間一人一人が気を付けるべき行為だ。

今回の炎上は「第三者の攻撃」が事態を厄介なことにし、結果として誰も得しない結果になったと考えている。配信者は炎上、作家は傷心、リスナーはますます肩身が狭くなった。

正直リスナーの民度なんかわからないし正確なデータなんか得るのは難しい。配信者は何十万、百何十万と登録者を持っている。配信を見るものは不特定多数だ。

だがyoutubeのチャット、コメント、Twitterのリプなどからイメージはつかめる。

私としては普通のリスナーが大半であると信じていたいし、今回だって一部のリスナーやアンチが突撃したんだと考えている。

けれどもTwitterの謝罪に対して謝ることが今回は当然の道理なのに「謝らなくていい」「謝るのは偉い」「気にしないで」などのリプも多く見受けられた。

個人的にこれらのリプは臭い物に蓋をして配信者を正当化して擁護しているようにしか思えない。これらの行為は現実から目を背けているだけでなく本当にファンなのか疑わしいものである。

人間誰しも叱ってくれる存在はありがたいものである(理不尽は違う)叱る存在がいなければ界隈は無法地帯、人は天狗になる。

だからこそファンは良くないと思うものは良くないと言える存在だと考えるし良いことは盛大に祝い、ほめるべきだと思う。

つまり盲目的に肯定でなく批評する目が大事だと言いたい。

結論として大多数がこの批評する目を持った盲目的でない存在だと思っているが自信をもって8割 否、半数以上がそうだとは言えないといった所だ。

・外から見たV界隈

長くてすまない、もう少し付き合ってほしい。

外から見るとV界隈は昔の私が思っていたのと同様、それ以上に視聴層は敬遠される傾向がある。

前項に記述した結論も正直言うとTwitterのリプ欄にあったV界隈は怖いしヤバいというものに対しての自分なりの答えだ。

外から見るとこの界隈は長い時間配信を見てて楽しいのか、可愛いキャラを持て囃しているだけと言った感想を持たれやすいと思うし良さがわかるのは簡単ではないと思う。ハマるきっかけに切り抜きも役立っていることからいきなり長時間の配信の視聴は多くないだろう。

それにも関わらず悪いイメージまで持たれてはより一層新規層や他の界隈の人間から孤立した存在となってしまう。

それはV界隈全体の損益でありこれからの発展や現状維持にも影響がある。

これらを危惧したから私は居ても立っても居られなくなった。

・これから

正直、大半は運営や配信者に任せるしかないと思う。

謝罪やコンプラへの注意、企画案のチェックなど管理体制を上げようとすると配信の自由度が下がり面白くなくなるがこういったことの強化も視野に入れる必要があるかもしれない。

だがリスナーや界隈にいる人間もこの文化、自分が楽しいと思う場所を壊してしまうような行動には気を付けるべきであり界隈が抱えるものに目を背けてはいられないと思う。

Vtuberというものは3年ほど前には今で言う4天王くらいしか私は知らなかったが今では事務所、個人勢と多くの配信者が存在する。

そんな中で今回のホロライブの2タレントの炎上は明日は我が身、明日は自分の推しにも起きるかもしれない誰もが考えなければいけない問題だと私は思っている。

・編集後記

初めてお目にかかります天パベジタブルです。

いやぁ気持ちが溢れすぎてしまって正直見直しても拙い文章で何回も書き直しました。見出しも何回か修正しましたね。

正直この項目まで読んでいるもの好きは中々だと思いますが(そもそも記事読まれない説)ここに本編で書けなかったことを書こうと思います。あとコメント欄にきたものにもここで継ぎ足しを行いたいですね。

とりあえず私の補足という名の自分語り

私は配信者のメンバーシップにも入ってますしスパチャも極々微量投げたこともあります。ですからこの記事によってホロの名前に泥を塗るつもりはございません。

私は五期性デビュー、中国問題などが発生した後に来た人間ですがそこらへんのことや今までの炎上、アンチのまとめサイトなどある程度閲覧した人間でもあります。

私自身基本的コンテンツにコメントを残したりネットに書き込みはさほど行いません。だからタイトルに傍観厨と書いています。基本は不毛なレスバを見てニチャァしている人種ですから。

今回について書こうと思った最終的な動機はやはり一括りにされてしまうからですね。問題起こす層がどの程度いるのか知りませんがやってなくても一括りにされます。それに対してできる抵抗がこれしか思い浮かばなかったですね。

馬鹿ですよね。もう界隈をクリーン、それに近い状態にするなんて無理に近いのにこんなPVも伸びないような記事書いてるんですから。でもなんか言わないと気が済まなかった。

だって悔しい。善良でも一括りに悪の烙印なんて。

だからこの記事をもってなんか共感でもいいしお互いに気を付けていこうって空気感作れたらいいと思ってます。こんな夢物語は滑稽だと笑われるでしょうがね。

あと10:0悪いといった理由は作家様のファンが不憫だからですね。

常識的に考えて今回はホロ側が悪いのは自明の理ですがそれ以上に私が作家様のファンならホロ側に深い憎悪を募らせているでしょうから。

私も去年心無い輩のせいで素晴らしいクリエイター様のモチベが低下し絵の投稿頻度も落ちてしまいました。

その経験があるからこそ今回の炎上では作家様ならびにそのファンの方、関係者一同様を思うと辛くなります。

グダグダ書きましたがとりあえず締めます。

最後にもう一回言いますけど私は今回の両配信者好きですから。何なら配信非公開で気分は最悪ですよ。おまけにその後の別枠のコラボも延期になったし。全くこんな問題はあまり起きてほしくないものです。

コメント欄への返答(随時追記)

・ホロ側に非があるとしても今回の件は炎上が必要以上になる解釈をされた(おそらく作家側に)。不毛な争いは良くない。

これに関しては私も概ね同意ですね。不毛な争いを行っているのはもはやファンではないでしょう。加えて配信での会話の内容は切り抜き(笑うだけでなく褒めている部分まで)で確認しそのデータは録画してあります。

再度確認しても悪気があって笑いものにしたとは考えておりません。

作家様側のTwitterも多少Vtuberに対して敵対心が強いつぶやきをなさっておりましたので私は粛々と問い合わせすればよかったのではとも考えております。

作家様側がわざわざ配信を確認することは手間ですし報告を受け取ってそれを表現が良くないですが鵜呑みにしてしまってもしょうがないともまた考えております。

それよりも外野の人間(それぞれの周囲)が情報を精査せずに朗読でスパチャ稼ぎや作家側が悪意ある表現で攻撃してきたと思い込むことが恐ろしいです。中には某ウマゲームの同人関連のことで叩きを今回の作家様が行っていたという書き込みも見ました。

自分のリサーチ不足かもしれませんが引用元を発見できなかったので私は今のところその情報は信じてません。

今現在も外側の人間によって憶測などが飛び交っていますがしっかりとした引用元と情報源を提示されないのであればこのような情報は信じないほうがいいでしょう。ネットは人があふれかえる時代になりましたゆえ情報の精査や自分で信頼できる情報を探さないで鵜呑みにする人間はネットを使わないほうが良いでしょう。

話がそれましたがコメントありがとうございます。私も事の鎮静化と活動再開を待ち望んでいます。


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