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「ボールを収めたいなら、ガットは○○張れ」


スーパーショットのえぐちです。


ボールが伸びて少しアウトする

みなさんの中に、こんな悩みを抱えている人はいますか?


自分が高校生の頃、試合でよくありました。大事なポイントほど、こんなミスを連発するんですよね…そうすると今度は、ミスが怖くて縮こまったスイングになり、ボールがネットを越えなくなる。悪循環の始まりです。


■硬く張れば球威は落ちる


これを防ぐため、当時出した結論はこちら。


ガットをとにかく硬く張る


フルスイングしても硬く張ればボールは飛ばないからコントロールできると考えたわけです。一番硬くて58だったかな。さすがに1回きりでしたが、基本は55をベースに張ってましたね。ボールをコントロールするためテンションを高くする人は、みなさんの中にもいるでしょう。


確かに、硬く張ることでコントロール性は上がります。が、一つ注意すべきことがあります。それはパワーが落ちることです。


「ガットとグリップの重要性」ではスナップバックについて触れました。ガットを硬く張ると、このスナップバックが起きにくくなりに回転がかからなくなります。また、ガットの弾力性が低下し、ボールを前へ飛ばす力が無くなります。バウンド後に伸びる球が打ちにくくなるんです。せっかくコントロールがアップしても、球威が衰えたら中途半端なプレーになりそうです。何とか両立する方法を模索したいところです。


■「ガットは○○張れ」


もう分かっている方もいるでしょうが、今まで隠してきた○○の答え合わせをします。


【答え】
「ボールを収めたいなら、ガットは緩く張れ」

ガットは緩く張った方がボールはコートに収まります!盲点じゃありませんか?硬く張るより緩く張った方が良いなんて。しかも理由は単純です。


■緩く張る理由とお勧めのガット


緩く張るほどスナップバックが起きやすいことは紹介しました。これが意味するのは回転がかかりやすくなること。つまり、今までアウトしていたボールが回転によってコートに収まってくれる仕組みです。これが、緩く張ったらコートにボールが収まる秘訣です。


とはいえ、あの硬い打感が好きだった人も多いでしょう。ガットを緩く張るだけでは「コントロール性」は十分に担保できない可能性もあります。そこでお勧めなのが「硬いガットを緩く張る」ことです。


弾力性のない硬いガットを選択することで飛びすぎ・コートに収まらない問題の解決ができます。反対に硬くて球威が落ちる問題は、緩く張ること解決可能です。

EX)
4G
プロハリケーンツアー
Gtour 1



全てラウンド型のガットですが、球威とコントロールを両立したい人は48ポンドでどれかのガットを使ってみましょう!!球威は衰えていないのにボールがどんどんコートに入るはずです!!


硬くガットを張ってコントロールできても、球威が低下したらもったいない。硬いガットを緩く張ることを覚えたみなさん。勝負どころでダウンザラインが決まること間違いなし!!


■次回:「グリップは太い方がいいの?細い方がいいの?」


G1、G2、G3…ラケットを選ぶ時、グリップサイズがこのように書いてあるはずです。みなさんは、自分に合ったグリップの太さが分かりますか?

「自分にあったグリップって何?」「グリップの太さが違うとどうなるの?」

そんな疑問に答えるため、グリップが細い場合と太い場合、それぞれがプレーに与える影響を教えます!グリップの太さを変えたらプレーの質も変わるなんてことも!?


お楽しみに~!


*あくまでも個人的見解です
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