【テニス】ストロークのテンポを上げる練習方法
こんにちは。加藤です。
どうしても、打点を落としてしまったり、安全なスピードと弾道のチョイスが多くなり、攻めのリスクを取れない。
そんなことありませんか?
これは、自身のストロークの安全マージンをギリギリまで削り、どこまでハイスピードでミスせず行えるか試される練習ですので、練習相手がいる方はぜひ試してみてください。
それではストロークのテンポを上げる練習方法を紹介します。
※ラリー練習なので、練習相手が必要です。
※時計かタイマーを用意してください。
①相手とミスをしない程度のゆっくりなラリーでウォーミングアップ。
次に、タイマーを用意します。
②30秒~1分くらいで、好きな時間を設定し、その間ミスをせずにラリーをします。
多少のアウトは有りなど、ルールを緩和しても良し。
③ミスせずその時間ラリーができたら、同じ条件でその間に何ヒットしたかを数えます。
これは往復でも片道の数え方でもどちらでも良いです。
(片道の数え方が分かりやすいのでおすすめ)
例えば、30秒ノーミスで片道15ヒットだった。など。
そこからは、このヒット回数を16回、17回とクリアするごとに目標回数を増やして練習します。
ここで重要なのは、ヒットの回数を増やしていって、時間設定は変えないということです。
変える場合は、時間と回数が分かりやすいように倍数にしましょう。
※15回30秒を、30回1分や10回20秒など
要するに、限られた時間内に打つ回数を増やしていくということになります。
ヒット数を増やしていくには、お互いのボールの往復が早く(速く)なっていかなければなりません。
自分が打ってから相手に届くまでの時間をとにかく早くしていく練習です。
当然、ボールスピードは上がり、ポジションもできるだけ前に入って打たなければなりません。
ボールも高く打つよりかは低弾道の方が、早く相手に届きます。
・ボールスピード
・打球時のポジション
・ボールの軌道
上記3点がこれを決定する要因になります。
夢中になってやっていると、頭で考えなくても自然とやるようになります。
ただし、設定した時間はノーミスで続けなければならないので、そこのバランスが大事です。
ボールスピードが上がれば当然ミスのリスクも上がり、前に入って打つには、早めに打点に入り、準備もしておかなければなりません。
ボールの軌道も低くなれば、ネットのリスクも上がります。
ですので、普段ご自身がとっている安全マージンをどこまで削れるかを見極める練習です。
いきなり高い設定でのぞまず、まずは決めた時間ノーミスでラリーをするところから回数は少しずつ上げていきましょう。
ちなみに私の最高記録は、47回/1分でした。
この練習方法を教えてくれた先輩は、当時の女子プロとラリーして55回/1分だったそうです。
お互い、ほぼショートバウンドで下がらずハードヒットしていたそうです。
ミスをしないギリギリのハードヒット…これを見極める最高の練習です。
めっちゃ疲れますが、結構盛り上がるので、ぜひトライしてみてください。
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