2020 全米オープン 女子シングルス決勝 大坂なおみVSアザレンカ の感想
第一ゲーム
アザレンカがリスクを負って厳しいコース取りでアタックをかける。それが功を奏してアザレンカが第一ゲームを先取する。
第二ゲーム
第三ゲーム
相手の厳しいコース取りに慣れてきた大坂なおみ。落ち着いてプレーし、ロングレンジのラリーで優勢をキープ。ゲームを重ねて逆転勝利。
総評
大坂なおみ側は第一ゲームを失っても慌てなかった。ラリーでの優勢から来る心理的優勢があった。なぜアザレンカは無理をしてでもハイリスクなアタックに出なければならなかったのか? 大坂なおみはコロナのせいで試合がなかった間トレーニングに励んでいたのだろう。持ち前のビッグサーブに加えてフットワークが劇的に改善されていた。加えて球威が格段に増していた。苦手なライン際の球の処理や、スライス処理も進歩が見られた。彼女はオールラウンドな選手になっていた。普通に打ち合えばアザレンカ側が明らかに不利だった。アザレンカ側がロケットスタートを狙ったのは全く正しかった。いいゲームメイキングとしてこの点は賞賛に値する。
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