アプローチショットの注意点
今回はアプローチショットの注意点を書いていきたいと思います。
前回のアプローチショット要項についてまずお読みください。
アプローチショット要項
https://note.com/tennis_plus/n/n86218e91cffb
だいたい、アプローチショットについてのイメージが、
お分かりいただけたと思います。
それでは、実際にボールを打つときに、
どのようなことを注意をして、
アプローチショットを打ったら良いのかを書いていきたいと思います。
まず、初めにしつこいようですが、
庭球眼です。
※庭球眼
https://note.com/tennis_plus/n/n450f6e180171
シンプルに、短くなったボールを
アプローチショットをする場合を
想定していきましょう。
正面を向いて、ボールにまっすぐ、
走っていったりしていませんか?
これでは、間違いなくボールに対して近づきすぎてしまいます。
庭球眼を作ってから、
ボールに近づくように注意しましょう。
実はこの動作、結構難しくて、
庭球眼を作ってから、
テイクバックを終了させた状態で、
前へ動く練習をしたほうがいいです。
視界の角度が大切です。
庭球眼作った状態で、
歩く、走る、サイドステップ、
フロントクロスステップを入れていく。
いくつか、パターンがあるかと思うんですけれど、視界をぶらさないように動くっていうのは意外に特殊な技術です。
アプローチショットの出球。
短いチャンスボールに対して、
「ボールに入る。即打てる。」
状態で近づかなければなりません。
アプローチショットをする際に、
気をつけなければいけないのは、
その短いボールのところに行ってから、
テイクバックをするなどという事は、
しない方が良いですね。
仮に、そのシチュエーションなのであれば、
短いボール…例えば、
ドロップショットなどアプローチショットを打つというよりかは、
対戦相手にネットに出されたと解釈するべきでしょう。
フォアハンドでも、バックハンドでも、庭球眼を作った状態で、ネットの方に移動できるように練習してください。
その上で、
その短いボールへののタイミングですね。
ラリーの時のタイミングと同じように、
若干ボールが落ちたところを下から上にトップスピンをかけている調子で、
短くなったボールの頂点を打つと、
感覚が違うので、アウトする可能性があります。
ボールのとらえるタイミングと、
球種の難易度は関係性がありますので、
もしトップで捉えられるようであれば、
フラットドライブを、
少し落ちてきたところであれば、
トップスピンを、
ライジングであれば、
スライスで出るようなようにした方が、
ミスが減ります。
対戦相手にアプローチショットの球種を読まれたくない。
そんな、高度な駆け引きをするレベルまでは十分通用します。
ボールを捉えるタイミングが、
変わっているのにもかかわらず、
球種を変えずに前行くのは、
非常に危ないので注意してください。
最後に、動作拘束時間を短くなるように打つと言う事ですね。
庭球眼ができている状態で、
前に近づいていくのであれば、
背面軸になる事はほぼ無いのですが、
背面軸の状態で、
アプローチショットをした場合、
ポジショニング、
その後のボレーの動きに対して、
動作拘束時間が長すぎるので、
動作回復時間がとれず、
ボレーをミスする可能性があります。
前面軸を作しっかり作って、
アプローチをしましょう!
まとめると、
・庭球眼を作ってボールに近づく
・ボールのとらえるタイミングと球種を合わせる
・前面軸で打つ
この3点をしっかりと押さえておいたほうがいいと思います。
確実なアプローチショットが打てる。
そんな心理状態のラリーは、
ただ、繋げるラリーから
「仕掛けを待つ」
ラリーに変わります。
是非、トライしてください。
テニプラ
作中の分からない用言は、こちら
コーチからの手紙造語用語集
https://note.com/tennis_plus/n/n6b2bd338acf0
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