スライド系サービス習得レッスン
今回の記事は、スライド系サービス習得レッスンを会話形式で書いていきます。
「今日は、サービスのレッスンをします。
おさらいですが、回旋系とスライド系がある事は知っていますね。」
「確か肩甲骨が固定されていて、腕が回旋する事によってラケットの運動量をあげるのが、回旋系。肩甲骨が動いて、腕が根本から回るのがスライド系でしたよね。」
「素晴らしい。腕が回るのは一緒なんですけと、肩甲骨が動くか動かないかによって、
構造と仕組みが変わるのです。」
「以前、そう説明していました。
結果は、同じなんだけど過程が違うと。」
「そうです。覚えてくれていて嬉しいです。」
「どんな違いがあるのですか?」
「1番違うのはリズムですね。ボールを打つ…目的地は同じなんですけど、車で行くか、電車で行くか?みたいな違いです。」
「今回は、どちらを練習するんですか?」
「スライド系を練習してもらおうと思っています。」
「スライド系のメリット、デメリットはなんですか?」
「まず、メリットですが、バランス、リズム、タイミングが回旋系に比べてシンプルです。つまり、一度覚えてしまえばかなり高い水準で連続性と再現性を担保できます。加えて、回旋系よりも打った後のバランスが
崩れにくいので、三球目攻撃が仕掛けやすいです。デメリットとしては、動きがシンプル故に威力をだそうとすれば、体幹の強さ、
肩甲骨の可動域など、高いフィジカルを要求されます。」
「どうして、回旋系からスライド系に変えるのですか?」
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