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等速度のスイング

インパクトに力を集中する。
当たる瞬間に力を入れる。
こんなアドバイスされたことありませんか?
もちろん、アドバイスには、

・現在の問題点を修正するアドバイス
・目標の動きを示したアドバイス

に分かれますから、
一概に合ってる、間違っている、
とは言えませんが、
コンタクトゾーンでのラケットとボールの
関係を表すならば、

「コンタクト前のスイングスピードとコンタクト後のスイングスピードは、
極力変わらない方が良い。」

のです。
フォロースルーの方が速くなるように
スイングして下さいというアドバイスは、

「スイング中にエネルギーを持ったボールと
ラケットが衝突するので、そのエネルギー
損失によって、スイングスピードが
落ちないように頑張って下さい。」

という意味です。
だいたいの「打ち物球技」は、

「5倍の法則」

に支配されていて、打つものと打たれる
ものの間には、5倍以上の質量差があります。
当たり前ですが、道具は、軽ければ
軽いほど操作性は良くなります。
しかし、5倍を下回った瞬間に
コンタクト時のエネルギー損失が多くなり
過ぎて、コントロールが不安定になります。
技術によって、身体の質量エネルギーを
乗せる事は可能ですが、高度な技量を
求められます。

・前面軸
・運動連鎖
・ローディング

などの技術が何の知識もないのに
最初から備わっているのが、

「超越者や鬼才」

ですが…天才くらいでは、持っていない
事の方が多いです。
学習したり、練習して身につけます。
つまり、

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