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当て勘について その1

当て勘とは、狙った場所に当てたいものを当てる能力。

コントロールと違うところは、動いているものに当てる能力(2つ以上)だということです。

テニスにおける当て勘とは、飛んでくるボールをスイートスポットでとらえる能力のことを指します。

当て勘がゼロだった場合、
どんな悲しいことになるかと言うと、

美しいフォームでスイングしていても、
空振ることになり、
ボールは絶対にコートに入りません。

ラケットのだいたい、真ん中でボールが打てている以上、当て勘がゼロと言う事は無いのです。

ただ、その能力値に、個人差がものすごくあると言う事ですね。

例えば、わかりやすいところで言うと、


「個人差のある能力では視力」


があると思うんですけど、
本当に0.01の視界から、2.0以上の視界って、
全然見えている風景が違いますね。

同じ人間なんですが、
当て勘もこのぐらい能力値に幅があるんです。

・時速50キロで飛んでくるボールに当てられる人。

・時速100キロで飛んでくるボールに当てられる人

・時速200キロで飛んでくるボール当てられる人

・時速200キロ飛んできて、かつ不規則に変化するボールに当てられる人

とんでもない能力様があるのです。

特に不規則に変化するボールに対して、
ランダムに飛んでくるボールに対して、
ラケットを使い、ラケットの真ん中でとらえると言う行為は、
ある一定のレベルから

「超能力にも等しい力」

です。

そんな、プロの領域ではなくとも、
一般の方がどうすれば当て勘のニュアンス
が分かる、良くなる方向を目指して、

一生懸命、言語化してみました。

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