勝利の女神になれなかった

『あなたにとっての勝利の女神になれなかったんだね』

その言葉が胸に刺さる。

違うよと否定する自分には
否定して彼女を笑わせるものがなかった。


全然自分が悪い。
変わろうとしても変わらなかった自分が
どうしようもなく気持ち悪い。

彼女の言うとおり
向き入れた自分は完璧ではなかった。

自ら想って変わってなきゃ
変わってないのと同じ。

明日やろう明日やろうが
長引けばやってないのと同じ。


変わりたかった、
新しい再スタートを一緒に切りたかった。

オオカミ少年の話を言ってる彼女の
言葉が胸に刺さった。


何度も支えてくれた彼女を
何度もいろんなことを乗り越えてきた彼女を

笑わすことが出来なくて
何度も何度も何度も傷つけてきてしまった。


後悔も反省も決意も
ちゃんとしていたのは事実なのに

嘘や自分の行動で
たくさん泣かせてしまったのも忘れない。


携帯ショップで流れた
『君といるときの僕が好きだ』という歌詞に

今の心情が重なってて、
新しいスマホで一緒に聴こうと決めてた。

一番最初に連絡して、
一番最初にそれを一緒に聴いて

『おれにとっての勝利の女神は間違いなく君なんだよ』

てじゃれあいながら言ってあげられたら。
もっとおれの決意が行動に表れてたら。

こうかい。

 

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