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無事、国家試験合格しました

3年前に美容師専門学校(通信)に入学し、今年の3月で無事卒業しました!(通信なので3年です。通学生は2年)

そして、今年の2月に技術試験・3月に筆記試験を受けました。

筆記試験は当日に自己採点して合格したことが分かっていましたが、
カットとパーマの『技術試験』は、あまりうまくできなかったので自信がありませんでした(-_-;)

その為、2月から胃の痛む日々を送っていましたが、本日無事合格証書が届きました!
本当によかった(ノД`)・゜・。

無事免許も取れたことだし、ベル・ジュバンスとハーブマジックを主軸とした美容院の開業準備に邁進したいと思います(*´▽`*)
世界情勢がアレなので、急ぎません。ゆっくりしっかり作り上げていきます。

★★★★★★
ここからは、これから美容師試験を受ける方の参考に。

試験当日、使用する道具に一切髪の毛は付いていてはいけない!
爪も白い部分が無いくらい深爪に!
と私は学校で指導されていましたが、
全身の身だしなみは1~2秒程度サッと見る程度、
道具もそこまで厳密にチェックされていない気がしました(←ワインディングの審査中に1~2時間程度受験生だけ別室に移動させられるので、その時に道具や机の整頓具合のチェックはされているかもしれません・・・)。
カット練習で出る3mm~10mm程度の髪の毛が、掃除してもしてもどこからか沸いてきては道具にくっついていて、それが受験生の「病みポイント」になりがちだと思いますが、正直そこまで神経質になる必要なかったのかなと思いました。

学校によっては、試験当日に使用する道具は全て新品で揃えるように指導しているところもあると聞きますが。。。
でも、これは担当の試験官によるかもしれません。私を担当してくれたご年配の衛生委員が優しかっただけかもしれません<m(__)m>

そして、なんだかんだで仕事が忙しすぎて時間が取れなかったので、筆記試験の勉強を本格的に始めたのは技術試験終了後です。
なのでほぼ1か月間です。(根詰めてやったのは)

この間、過去問15年分をネットから引っ張り出し、ひたすら繰り返して勉強し、ほぼ全て頭に詰め込みました。
何度も似たような問題が毎年出るので、過去問さえやっておけば6割は手堅い、と聞いたのでひたすら過去問やりました。

プラス、前日に計算問題の公式とオールウェーブのカールの種類を頭に叩き込みました。

この勉強方で、自己採点90点程度です。

ただ、筆記試験で網羅しなければならない範囲は非常に広いです!
例えば、
●法令や制度・・・業務上必要な法令について
  →これは飲食業と似ている部分が多かったです。健康保険や、労働法、介護保険、納税の知識なども社会人を一定期間やっていれば自然に身に付くので、「一般常識程度」で回答できます

●病気・・・大腸菌とか伝染病に関わることから、感染予防のための消毒法について
 →これも、飲食業に携わる方ならほぼわかります。また、この年齢になると色んな病気に関する知識は嫌でも増えます。
例えば、糖尿病になったら皮膚が弱くなり、様々な感染症に感染しやすくなる、なども自然と聞き知っています。

と言う事で、これまでの社会生活と業務上で得た知識のみで解答できる問題が結構多かったので、多分1か月間の勉強で何とかなったのだと思います。

必死に覚えたのは、カラー・パーマの薬剤の化学反応や化粧品の成分や原料、オールウェーブ、文化論でファッションの歴史・カット技法と歴史、人体の構造・・・かなぁ。
これだけでも結構な知識量ですけどね(;・∀・)

でも、通常の通学生(20歳前後)の子たちには結構大変だと思います。

私自身がハタチの頃といえば、どれだけオールしても元気だったころ。
病気になる頻度が少ないから、糖尿病やガンに関して知ろうとするきっかけがないですし、社会保険・税金などの制度にも無頓着で無知識。
出産時の保険免除についてや定期ワクチンの種類などは子育てを通して、介護保険は親の介護に直面して初めて得る知識ですが、これも試験範囲です。

ファッション史についても、(石原)慎太郎狩り・マリークワントのミニスカート、ビートルズのマッシュルームカットが流行った等は、私の世代でギリギリ聞いたことがあるかな~見たことあったような~位の知識なので、若い子には難しいと思います(ノД`)・゜・。

ということで、結論!
通学生(高校からストレートで入学した子達)はすごい!!
きっと、ものすごく勉強しないと合格は厳しいと思います。

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