見出し画像

Googleですら見つけられない謎すぎる果物。

先日、長崎県五島列島の最北端にある宇久島へ釣りに行った。当日は無風晴天と防波堤で一日中糸を垂らしてのんびりしていた。とは言いつつ釣るターゲットは磯の王者と言われる石鯛なのでそんなのんびりも出来ない。
釣果は石鯛ではなく石鯛の近縁となるイシガキダイを5匹釣った。本命ではないが食べると石鯛より美味というのが皮肉。

丸々太ったイシガキダイ。刺身にして食べました。
定時に島内放送が流れるのどかな島


17時に民宿に帰る。
まずは風呂に入り18時の夕食時間まで部屋で過ごす。そして待望の食事。
この宇久島ではメガソーラー工事が行われているのでその工事関係者らと食堂に集合。皆さん仲が悪いのか誰1人として喋らない。まあコロナで黙食ってことなんだろうけど。それにしても笑みすら浮かべない作業員さんたち。よほど作業が辛いのか。
そんなこと考えていると民宿の女将さんが突然目の前に見たこともないイチジクに似た物を差し出した。これはなんですか?って聞くと庭に生ってる「いたち」って言う果物ですよって。

いたち(多分イチヂクなんだろう)


乾燥したイチヂクのような見た目でややグロだが、オススメされて断るわけにもいかないので女将さんの目の前でバクッと一口で食べた。
食感はイチヂクより少し固くて甘くもない。むしろほんのり甘いが味はない。匂いもほとんどない。見た目以外は何も特徴がない果物だった。食べた後にググッてみるといくら検索しても見つからない。この世にGoogleで検索しても見つからないものが存在するなんて。
いたちと検索すれば当然のように動物のイタチが最初に出て来る。「イタチ 果物」と検索するとイタチが好きな食べ物で出てくる(笑)
結局いたちという名前はおそらく方言だろう。
正式な名前を知るためにイチヂクの種類を調べたが全く見つからない。これはもしかして虫の五島マイマイカブリのような五島列島だけに存在する固有種?ついには五島出身者の知り合いにも電話で聞いてみたが、見たことも聞いたこともない始末。ということは宇久島の固有種?調べるうちにむしろ固有種で貴重な果物であって欲しいとすら思い出した。恐るべし宇久島。
Googleですら見つけられない果物が存在しているとは。
本当は自分の調査能力や知見が低いだけでその辺に普通にある果物だったりして(笑)
もしこの記事読んでこの果物の名前が分かった方がいたら教えてください(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?