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猫の勲章

最近よくテレビから流れてくる「エッセンシャル・ワーカー」という言葉を耳にするたび、全然エッセンシャルじゃないワーカーのわたしは・・・

これと言って世の中のお役に立てずすみませんね~せめて税金・年金・健康保険料等々きっちり納めゴミ出しルール感染マナーもろもろ守ってなるべくご迷惑かけないよう生きていきますので勘弁してくださいね~

というひねくれコメントをつい脳内で再生してしまう。

もちろん日夜がんばってくださっている医療介護・消防警察などエッセンシャル・ワーカーのみなさまには心からの感謝と敬意を持ちつつ。
世のほとんどの大人、それぞれのおうちにとって家事家計を支えるエッセンシャルなワーカーよね、とも思う。

「不要不急」という言葉もそうだけど、社会的に必要な存在とそうじゃないものの線引きが以前よりも意識されがちな時代だから、それでじわじわ参っちゃうこともあるかもしれない。


若干ひねくれながらも結構たのしくお気楽に日々生活していられるのは、私の場合たぶん、うちの猫のおかげだ。
今の子も含めこれまで3匹の猫と一緒に暮らしてきて、猫たちから「世界でいちばん大好きなお母さん」という勲章をもらった。と勝手に思っている。

猫たちから「オマエにそんなものやった覚えはない」と言われても抗議は受け付けない。
誰にも見えなくてもその勲章はずっとわたしの胸に燦然と輝いているし、一生誰にも奪えない。人に自慢したりはしない(今してる?)けど、自分にとっては大きな誇りで宝物で、それのおかげで、生きる意味なんて考えるまでもなくあるに決まってる!と断言できる。

きっとみんなどこかで誰かから、思い込みでもなんでも、そんなささやかだけどでっかい勲章もらってるんじゃないかしら。

・・・などとたわいないことをテレビ見ながらぼんやり思ってて、つぶやくには長尺なんでこちらに書いてみました。

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