すこしずつ元気になれたら
椅子に座って何もせず胸の痛みに耐えていたら7時間経っていた 今年に入ってからずっとこれを繰り返している やはり、『鬱の本』をつくったことで一度燃え尽きてしまったのだと思う 『鬱の本』は、結果的におれの20代の集大成のような本になった 集大成と言えるような作品をつくった反動がいま来てるんだと思う 燃え尽きたことで鬱を加速させてしまったんだろう
とはいえ死体になってばかりもいられない 現状、最低でも週5は頑張らないとこの会社を維持することは不可能だ 倒れている場合ではないのだ
その事実がますますおれを追い詰める そしてまた動けなくなってしまう
なんとかしてこの苦しい状況から脱出したい できていたことができなくなっていくのはとても悲しい 自暴自棄にはなりたくない
眠る、散歩する、栄養のあるものを食べる、お風呂に入る、陽に当たる、適度に働く、人と会う、外に出る、こういったことをすこしずつやっていくしかないのかもしれない 今のおれにはどれもすごく難しいことだ でもそれでも、できる範囲で なんとか 祈るように
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