人にやさしく

強がりや優しさだけじゃ大事な人は守れない

ラッキーオールドサン『ミッドナイト・バス』


お金がないと大事な人を守れない だからお金がほしい やさしさを貫くためにお金を稼ぎたい 「大丈夫だよ」と言って抱きしめるだけではなにひとつ解決できないときがあった 具体的に現金40万円が必要なときがあった 理由を突き詰めれば「お金がないから(もっと言えば社会がそういう仕組みで動いているから)」で消えていった人も見てきた

自立は大事なことだけど、そういう次元ではない場所でどうすることもできなくなっている人に「自己責任なんだから自分でなんとかしろ」というのは間違っていると思う もっと柔らかい社会の方がいい 助け合った方がいい

ぼくは「リンダリンダ」が今でも好きで、大事にしている ぼくにとってあの歌は「青春の懐かしソング」的なノスタルジーに浸るための道具ではないし、カラオケで10代を振り返って盛り上がるための合唱曲でもない 初めて聴いたときからずっと、暇さえあればあの歌のことばかり考えて生きてきた 大人になって、「おれが本気でリンダリンダするにはお金が必要だ」と思った

「好き放題暴れて、お金を稼ぎ、大事な人を守る」 とても難しいことだけど、これがやりたい なのでもう少し頑張る
「好き放題暴れる」も大事な要素で、これをやらないとぼくはぶっ壊れて修復不可能になってしまう 自己犠牲はしたくない 自分も他人もみんな助けたい


…本当はお金なんかなくてもみんなが幸せに暮らしていける社会がいちばんいいんだけどな 能力主義的な現代の風潮も、正直に言えばもうなにもかもにうんざりしているよ

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